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天を衝く 3

高橋克彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062749176
ISBN 10 : 4062749173
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2004
Japan

Content Description

目前に迫る十万の豊臣秀吉軍。日本中がひれ伏した敵に、わずか五千の兵で九戸政実は喧嘩を売った。策を尽くし、鍛えた武力で敵を翻弄する九戸党。誇りをかけた最期の戦いを待ち受けていたのは―。『炎立つ』『火怨』からつづく、陸奥の男たちの熱き魂を描いた歴史巨編「三部作」が、万感の最終幕を迎える。

【著者紹介】
高橋克彦 : 1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒。’83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、’86年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、’87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、’92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつ

    感動のあまり言葉がない。秀吉という化物に対してすべてを計算づくで、信念をもって対峙した男。作者の想いも十分伝わる。最後は涙が出た。もともと秀吉は好きではない。好きな武将にまた一人英傑が加わった。

  • kawa

    九戸党ら5000名のこもる九戸城、攻める秀吉・東北連合軍は10万人。籠城戦の迫力と鮮やかさに持っていかれ一気読み、感無量の全3巻読了1800頁。そう言えば安部龍太郎著「冬を待つ城」に魅せられて、九戸城を訪ねていたことを途中で思い出した。「冬〜」も再々読して比較しなければ。

  • 財布にジャック

    遂に東北3部作が幕を閉じた。3部作の中では「天を衝く」は軽快で読みやすく、この巻は特に戦術や戦略が次から次に繰り出されて、本当に楽しめる最後に相応しい内容でした。作者のあとがきに「ことさらに涙を誘うような粉飾や、恨み言はおれには似合わない。」と政実に言われたような気がするという文章があるのですが、そのせいか涙なしでは読めないものの、読後感が何故か爽やかなんです!何と言っても圧倒的なキャラクターの九戸政実のペースにのまれて、あっという間のラストでした。

  • 金吾

    ○九戸の乱は興味がありましたので、一気に読みました。九戸城とその周辺は訪れたことがありましたので情景がイメージアップ出来て面白かったです。

  • 三代目けんこと

    この男に、惚れた。『のぼうの城』よりも好き。

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