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食料危機の未来年表 そして日本人が飢える日 朝日新書

高橋五郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022952127
ISBN 10 : 4022952121
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan

Content Description

人口爆発、気候危機、そして戦争―。加速し続ける人類の食料問題は、いよいよ「飽食」の日本を襲う!日本が食料輸入依存、農業弱体化に陥った背景には、占領国アメリカの思惑や、農地法などが絡み合っていた。本書は先進国の「隠れ飢餓」という実態にはじめてメスを入れ、国際市場やサプライチェーンを支配するフードメジャーの闇など、食料システムのいまを解説し、飢餓なき世界への道を探る。

目次 : 序章 飢餓未来年表と世界の食料自給率/ 第1章 飢餓の世界化/ 第2章 国民が知らない日本の「隠れ飢餓」/ 第3章 現代の食料システムの限界/ 第4章 飢餓人口シミュレーション/ 第5章 世界の飢餓対策/ 第6章 日本の「隠れ飢餓」脱出計画

【著者紹介】
高橋五郎 : 1948年新潟県生まれ。農学博士(千葉大学)。愛知大学名誉教授・同大国際中国学研究センターフェロー。中国経済経営学会名誉会員。専門分野は中国・アジアの食料・農業問題、世界の飢餓問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    有事における穀物支配国の動向やサプライチェーンの分断、先進国の食料争奪戦など、深刻な危機に直面している日本の食料安全保障。先進国の「隠れ飢餓」という実態を書いた一冊。世界各国のカロリー摂取事情を提示し、人類が必要とするカロリーと穀物の量を比較しつつ、世界の耕地70%を大規模農業経営者が所有していて、穀物輸出大国の動向に左右されること、世界の飢餓対策としてどんな取り組みがあるのか、その中で多くを輸入に頼る日本がどうすべきか。少なくとも農家に借りないと農業を始められない農地法はどうにかする必要がありそうです。

  • 紫の煙

    食糧の不公平分配の解決と、将来日本の飢餓への備えを主張する。先進国では、肥満と糖尿病が問題化し、多大な食品ロスが発生する一方、飢餓に苦しむ地域が広く存在する。地球人口が増加し、食糧争奪戦になった時、円安日本はどうなるのか。

  • sakadonohito

    へぇ〜と思いながら流し読み。食料を均等に世界に分けるとしても足りないのに生産地と消費地に偏りがある。更に経済成長で都市移住増加や政情不安で放棄される耕作地も結構ある。足りないという事実に対して増やす取り組みが不足していると認識した。フードメジャーという農業から加工・販売までを扱ってる超大企業は殆どアメリカに本社があるが、1社だけオランダがいて「またオランダか!」となった。日本は経済成長の中で農業政策をどうすべきかを真剣に見直さなかったツケが今来ている。

  • Asakura Arata

    地産地消が良いと思うが、農地法があるためなかなか難しいのかも。自分で作ったり、付き合いのある人が作ったものを食べられると楽しいだろうなあ。

  • ダージリン

    最近ラジオでフードロスなど食料問題の話を聞き、このテーマに関心を持った。日本の自給率の低さは大昔から問題とされていたが、事態はなかなかに深刻で、日本のみならず世界的にも食料問題は深刻化することが予見される。取り返しがつかなくなる前に手を打たなければ。

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