Product Details
ISBN 10 : 4761529032
Content Description
1995年の阪神大震災以降、地盤調査、地盤補強が多く実施されるようになってきたが、建築業者側のミスによる不同沈下のトラブルは減らない。また、2011年の東日本大震災以後、災害の激甚化を受けて、長期(平時)とともに短期(自然災害時)の安全性を確保するための地盤・基礎の設計施工が急務となっている。
本書は平時の人為ミスによる沈下だけでなく、自然災害時も見据えた対策に重点を置く。業界の第一人者が、豊富な事故事例をもとに、強い住宅地盤・基礎をつくる方法を指南する実務家向け入門書。
【著者紹介】
〓森洋 : 1947年岡山県生まれ。大阪工業大学土木工学科卒業。1970年積水ハウス入社、住宅の基礎地盤の研究開発と普及、自然災害地において復旧のための諸業務に従事。住宅基礎工法・部材の開発、不同沈下防止システムの開発、不同沈下建物の矯正工法の確立等で日本における先駆的な実績を挙げた。一方、各地の地震・浸水・土砂崩れ等の災害現場で調査・復旧設計等に貢献してきた。2005年積水ハウスを早期退職し、株式会社WASC基礎地盤研究所設立、代表取締役に就任。2024年6月、事業承継のため代表取締役を辞し、取締役(会長)に就任。2006年以降大阪と東京で「基礎塾」を毎年開講し、延べ塾生は1100名以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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