新約聖書のこころ 福音書が物語るイエスの生涯

イエスとの出会いの物語。出会いを求め、十字架と復活の道を歩んだイエスの姿は、私たちを新たな生き方へと誘う。「こころの本」（筑摩書房）として発行された４つの福音書を合本し、待望の復刊。

目次 : 第１章　マタイによる福音書（義人イエスの生き方と教え/ すべての人々に分けて隔てなく福音を　ほか）/ 第２章　マルコによる福音書（荒れ野にて―ヨハネとイエス/ ガリラヤにて―「神の国」到来の宣教　ほか）/ 第３章　ルカによる福音書（傍らに在る者ルカ/ 喜びの存在イエス　ほか）/ 第４章　ヨハネによる福音書（言は肉となり（一―二章）/ ことばとしるし（三―六章）　ほか）

【著者紹介】
高柳俊一 : １９３２年、新潟生まれ。１９５４年、上智大学文学部英文科卒業。１９５４‐５８年、アメリカ留学。フォーダム大学大学院から博士号（Ｐｈ．Ｄ．）を受ける。１９６６‐７０年、ドイツのザンクト・ゲオルゲン神学院にて神学研究、神学修士号（Ｌｉｃ．Ｔｈｅｏｌ．）を受け、カトリック司祭に叙階される

加藤常昭 : １９２９年、ハルピン生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。東京神学大学大学院修士課程修了。１９８６年まで東京神学大学教授（実践神学）。１９８６‐８７年、ハイデルベルク大学客員教授。１９９７年まで日本基督教団鎌倉雪ノ下教会牧師。日本基督教団隠退教師

石川康輔 : １９３９年、東京生まれ。１９６４年、慶応義塾大学文学部卒業。１９６７年、司祭叙階。１９６８年、ローマ・サレジオ大学神学部卒業。１９７２年、ローマ教皇庁立聖書研究所卒業。『新共同訳聖書』の翻訳・編集に携わる。２００４年４月逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）