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ISBN 10 : 4780709660
Content Description
日航706便事故調査報告書は、機体メーカーから送られた報告書骨子を基にしたものであった。「機体そのものの調査はしない」(事故調査委員会発言)。事故調査の権威とされる運輸安全委員会の調査が、これほど恣意的に行われていたことは驚きであった。知られざる事故調査の内幕と、事故調査報告書に依存した刑事捜査の実態。
目次 : 第1章 事故発生―会社と事故調査委員会の動き/ 第2章 事故後の報道と会社の動き/ 第3章 機長組合独自の調査と安全活動/ 第4章 事故調査報告書と日乗連調査チームの分析/ 第5章 刑事捜査と裁判/ 第6章 航空事故調査/ 第7章 JL706便事故への取り組みの成果と影響/ 第8章 IFALPAへのお礼
【著者紹介】
高本孝一 : 1950年熊本市で生まれる。1970年九州大学工学部入学、運輸省航空大学校入学。1973年日本航空入社。DC8、B747、MD11に乗務。2000年IFALPA認定事故調査員。2010年日本航空退社。現在は、日本乗員組合連絡会議(日乗連)の事故対策委員。消費者事故や医療事故等の調査機関の設立等に関する市民活動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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