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日本の蚕糸のものがたり

高木賢

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784802831642
ISBN 10 : 4802831641
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2014
Japan

Content Description

これまで誰も書かなかった蚕糸の歴史のものがたり。

目次 : 序 養蚕の歴史は古い/ 幕末における横浜開港と生糸貿易のスタート/ 明治維新とその後の生糸輸出/ 生糸輸出への本格的取組みの開始/ 生糸輸出の拡大/ 世界一達成後の各方面での努力/ 生糸輸出の我が国近代化への貢献/ 何度も生じた蚕糸業の危機と世界恐慌後のかげり/ 陽はまた昇る/ 他の繊維・外国産生糸との戦い―輸出国から輸入国への転換/ 現在の番糸の状況と今後の方向

【著者紹介】
高木賢 : 昭和18年8月群馬県高崎市で出生。昭和42年3月東京大学法学部卒業。4月農林省入省。繭糸課長、島根県農林水産部長、構造改善局農政部長、農産園芸局長などを経て。平成10年7月農林水産省官房長。平成11年7月食糧庁長官。平成13年1月退官。4月司法修習生。平成14年10月弁護士登録(第二東京弁護士会)。平成17年7月一般財団法人大日本蚕糸会会頭理事(現任。非常勤)。平成23年4月公立大学法人高崎経済大学理事長(現任。非常勤)。平成26年4月東京農業大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コカブ

    著者の肩書が「大日本蚕糸会会頭」で凄い。基本的に明治以後の蚕糸業の流れを扱っている。綿紡績業と違い、原料が国産だったために外貨の調達に適していたと強調していた。どうやら元々日本の蚕糸は価格面で国際競争力があったようで、明治以後に機械化を行うことでさらに生産が盛んになった。特に日本の糸は中等品質でアメリカの需要に合致したため、アメリカ市場が重要だった。絹製品は嗜好品で、日本の蚕糸業はアメリカの景気に左右されることになる。アメリカ市場が落ち込むと日本政府は支援策を打ったが、戦前から日本蚕糸に陰りが出てきた。

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