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ISBN 10 : 414091212X
Content Description
生物進化における有性生殖の獲得は、老化・死という「寿命」と、次世代誕生という「若返り」を生物にもたらした。しかし、なぜ無限に増殖する能力を捨ててまで、生物は有性生殖を行い、性を持たなければならなかったのか。「遺伝的多様性を得るため」という通念的な回答をしりぞけ、絶えることない遺伝子の突然変異を吟味検証し調整する、抑制系の進化という視点から解き明かす。iPS細胞など最新の動向も視野におさめながら、生物進化の本質に迫る画期的生命論。
目次 : 序章 ゾウリムシと私/ 第1章 有性生殖の意味論/ 第2章 有性生殖の起源論/ 第3章 有性生殖の進化論/ 第4章 抑制系の進化/ 終章 要約と展望
【著者紹介】
高木由臣 : 1941年、徳島県生まれ。静岡大学卒業。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。同博士課程中退後、京都府立医科大学助手・講師。奈良女子大学助教授・教授・理学部長を経て、2005年定年退職。奈良女子大学名誉教授。理学博士。専攻は発生遺伝学、細胞生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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磁石
読了日:2015/07/15
bapaksejahtera
読了日:2022/10/03
坂口衣美(エミ)
読了日:2014/02/03
おかもと
読了日:2018/08/06
GASHOW
読了日:2014/10/30
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