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平安文学でわかる恋の法則

高木和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480688705
ISBN 10 : 4480688706
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan

Content Description

教科書に取り上げられる名場面を中心に、印象的なエピソードを数多く紹介。古典文学、なかでも平安文学によく出てくるパターンを紹介し、当時の風俗や人々のものの考え方について説明。深くて切ない平安文学案内。

【著者紹介】
高木和子 : 1964年兵庫県生まれ。関西学院大学文学部教授。東京大学大学院博士課程修了、博士(文学)。「源氏物語」を中心に日本古代文学を研究している。著書に『源氏物語の思考』(風間書房、第五回紫式部学術賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaoriction

    著者が「大学で講義している、平安文学の初級の授業一年分くらいの内容が詰まって」いる一冊。わかりやすくて優しく、ユーモアのある語り口。こんな講義を受けてみたかった。「垣い間見」に納得。平安文学入門に最適だ。著者が研究者であるため、比較に『源氏物語』が多くなっているのは仕方ないというか、やっぱり、なんだかんだ言って『源氏物語』は偉大なのね、という心境。「憧れの人にアプローチ」「働く女たちと男たち」「幸せな結婚を夢見て」など、現代のハウツー本にも通じるタイトル比もいい。『伊勢物語』『源氏物語』を読みたくなった。

  • 学校の課題で読みました。古典が苦手な私でも、結構興味が持てました。レポートを書かなきゃいけないので、2時間ぐらいで流し読みでしたが・・・時間のあるときに読み返せたらいいなぁ。個人的に、通い婚三日目にして悪天候に見舞われた男性と姫君の話が好きだった。これは惚れてしまうでしょうっていう。授業で読んだ作品もあり、面白かったです。

  • calaf

    今も昔も、金の切れ目が縁の切れ目? (汗) 著者はこの10年ほど、テレビなし、新聞なしの生活らしい。。。親近感を持ってしまった (笑) それにしても、平安文学と情報選択眼の重要性、こんなに近い関係にあるとは思っていなかったです。

  • MIHO

    古典を親しみやすく解説。高校生のときにこういうことがわかってたらなぁ。

  • ニョンブーチョッパー

    ★★★★★ 古典文学を並べてみて、その共通点や相違点などから当時の暮らしが読み取れる。そこから逆にそれぞれの作品にも興味が湧く、という良い循環が生まれそう。「人笑へ」「人笑われ」の言葉に表れているように、平安時代に人の評価が重要だという感覚は今も変わってないのかも。物語は少なからず何らかの思惑があって書かれているわけで、どの立場で書かれた物語なのかによって結末が異なる例が興味深い。↓

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