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ISBN 10 : 4004318858
Content Description
千年を超えて読み継がれてきた『源氏物語』。その魅力の核心はどこにあるのか。“色好みの主人公”光源氏は、いかにして生み出されたのか。ときに流麗な原文を堪能しつつ、全五十四帖を丁寧にたどるところから、本質に迫る。初めて挑戦する読者も、何度も通読した愛好家も、ともに“物語を読む悦び”を堪能できる一冊。
目次 : 1 誕生から青春(両親の悲恋と美しき若君―桐壺巻/ 色好みの主人公―帚木・空蝉・夕顔巻/ 憧れの人とゆかりの少女―若紫・末摘花巻/ 不義の子の誕生―紅葉賀・花宴巻)/ 2 試練と復帰(御代替わりの後―葵・賢木・花散里巻/ 不遇の時代―須磨・明石巻/ 待つ者と離反する者―澪標・蓬生・関屋巻/ 権勢基盤の確立―絵合・松風・薄雲・朝顔巻)/ 3 栄華の達成(幼馴染の恋―少女巻/ 新たなる女主人公―玉鬘・初音・胡蝶巻/ 翻弄される人々―蛍・常夏・篝火巻/ 玉鬘との別れ―野分・行幸・藤袴・真木柱巻/ 六条院の栄華―梅枝・藤裏葉巻)/ 4 憂愁の晩年(若い妻の出現―若菜上・若菜下巻/ 柏木の煩悶と死―柏木・横笛・鈴虫巻/ まめ人の恋の悲喜劇―夕霧巻/ 紫上の死と哀傷―御法・幻巻)/ 5 次世代の人々(光源氏没後の人々―匂兵部卿・紅梅・竹河巻/ 八宮の姫君たち―橋姫・椎本・総角巻/ 中の君へ、そして浮舟へ―早蕨・宿木・東屋巻/ 薫と匂宮、揺れる浮舟―浮舟・蜻蛉巻/ 浮舟の出家―手習・夢浮橋巻)
【著者紹介】
高木和子 : 1964年兵庫県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。関西学院大学文学部教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻、『源氏物語』を中心に、平安文学研究。著書に『源氏物語の思考』(風間書房、第5回紫式部学術賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2021/07/25 (日)
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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夜間飛行
読了日:2021/10/21
アキ
読了日:2022/03/12
アルピニア
読了日:2021/11/27
syota
読了日:2021/10/27
俊介
読了日:2022/07/05
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