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陵墓と文化財の近代

高木博志

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634547094
ISBN 10 : 4634547090
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2010
Japan

Content Description

皇室財産に乏しかった皇室への「秘匿された財」の収集過程、来世観の希薄な非宗教の国家神道の問題から説き起こし、近代日本の陵墓と文化財の特質を考察。陵墓の問題のみならず、文化財を巡る広い視野から考える。

【著者紹介】
高木博志 : 1959年生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専攻、日本近代史。現在、京都大学人文科学研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 坂津

    幕末から明治初期にかけての陵墓の治定は、記紀を含めた史料批判の不徹底や、口伝や伝説の参照など、今日の観点からすると水準の低いものだった。その限界性を踏まえつつ、近世における人々と陵墓の関わりや、国家神道や聖蹟調査の興隆と文化財の関係性、今後の陵墓の在り方など、陵墓にまつわる諸問題を考える上で押さえておきたい事項を概説したリブレット。明治前期までは花見をする庶民にとっての憩いの場だった行燈山古墳が代表的な反例となるだろうが、荘厳な祭祀の場としての陵墓の在り方はあくまで歴史の一側面でしかないと分かる。

  • ひつじ

    ( ;´Д`)

  • hr

    豊富な絵図に満足。国家神道との絡みも。

  • ごしょがたに

    2010年初版。ヤフオクで購入。 御物は公開されてるのに、陵墓はまだまだ時間がかかりそう。近代の陵墓問題についてよくまとめられていました。

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