Product Details
ISBN 10 : 4040825322
Content Description
あの青年たちを見送ってから、二十年たって、この本ができた――
大戦末期に陸軍報道班員として知覧の出撃の現場を目撃した高木俊朗は、戦後、元隊員、親と子、同胞たちを取材し続けた。南洋を望むこの基地で、彼らは何を想い飛び立ったのか?俗説が氾濫する「特攻」の、知られざる証言を掬い取る戦争ノンフィクションの白眉、当時の取材写真と新規解説を増補した決定版。
◆食糧難の中、隊員たちに無償で食事をふるまった富屋食堂と鳥浜とめの素顔
◆八月十五日、混迷の基地で隊員は出撃を申し出、大佐は将官たちに特攻を求めた
◆老朽機が過半で故障と事故が頻発していた
【著者紹介】
高木俊朗 : 1908年、東京生まれ。ノンフィクション作家・映画監督。早稲田大学政治経済学部卒業後、松竹に入社。陸軍報道班員として中国大陸からマレーシア、インドネシアなどを巡り、大戦末期には鹿児島の知覧の基地で航空隊員たちと共に過ごす。戦後、自らの従軍体験をもとに鋭い視点で戦争の内実を描く作品を多数発表した。75年、『陸軍特別攻撃隊』(全3巻、文藝春秋)で菊池寛賞を受賞。98年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
なな
読了日:2025/12/07
お昼の書棚
読了日:2025/07/30
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

