スラップスティック・ジャム -変人よ我に返れ-高平哲郎 スラップスティック選集 3

爆笑はペーソスの遥か彼方に――昭和の笑いに捧げる鎮魂歌

高平哲郎氏が執筆してきた原稿から代表的な作品を選び、テーマ別にまとめたシリーズ「高平哲郎スラップスティック選集」。

第3巻のテーマは「笑い」。1981年刊「スラップスティック・ブルース」、1983年刊「変人よ我に返れ」という笑いに関するエッセイを集めた2冊。ここに掲載された作品をまとめました。

笑いの追及を軸に創作活動を展開してきた「笑いの鑑定士として本物の高平哲郎を、信じてやまない」(筒井康隆/「解説」より)

解説を寄せるのは、スラップスティックな笑いを得意とする作家・筒井康隆。また、ハナモゲラ語の元祖といわれる坂田明との対談も掲載しています。

「高平哲郎スラップスティック選集」は、隔月で発行していきます。

第4巻は「スタンダップ・コメディの復習――アメリカは笑いっ放し」を2015年1月に発売する予定です。

【著者紹介】
高平哲郎 : １９４７年生まれ。演出家・編集者。広告代理店、雑誌「宝島」編集部を経て独立。ステージ・ショーや芝居の演出、テレビ番組の構成、レコード・プロデュース、インタビュー、翻訳、エッセイ、書籍や雑誌の編集など多彩な仕事を手がけている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）