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カリスマceoが2025年決算を斬る! 企業の通信簿

高岡浩三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478123232
ISBN 10 : 4478123233
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

注意! 大企業の現役経営者や経営者OBの方は読まないでください、不愉快になるだけですから。

「失われた30年」で日本の上場企業の時価総額はアメリカの10分の1以下にまで衰退した。国民1人当たりのGDPはG7諸国の中では圧倒的最下位で、平均年収も韓国の後塵を拝している。にもかかわらず、日本の新聞やテレビなどのオールドメディアは忖度なのか、一向に日本企業の体たらくを批判しない。

 戦後の日本が繁栄したのは、経営者が優秀だったからではなく、労働者が素晴らしかったからである。しかし、日本の経営者は労働者に報いてこなかった。失われた30年の間、労働者の実質賃金はほとんど上がっていない。

 大企業に至っては、日本の年間GDPに匹敵する600兆円超の巨額の内部留保(企業の貯金)を積み上げながら、従業員の賃金は低く抑え、役員報酬だけを増額させている厚顔を許せない。

 イノベーションとコーポレートガバナンスを怠り、今日の日本経済の惨状を招いたのは、日本の大企業やその経営者だ。

 誰も言わないなら嫌われても自分が言うしかない。

 ネスレ日本で同社史上最年少となる30歳で部長に昇格し、キットカットの受験キャンペーンの大成功など10年にわたって同社CEOを務めた筆者が、最新決算を踏まえて日本の主要業界の大手企業を徹底批判する。

【著者紹介】
高岡浩三 : 1960年生まれ。83年神戸大学経営学部卒業後、ネスレ日本入社。30歳で同社史上最年少部長に昇格。「キットカット」受験キャンペーンを成功させ、受験生の定番のお守りになるよう普及させた。2010年よりネスレ日本代表取締役社長兼CEO。オフィス向けの「ネスカフェアンバサダー」を立ち上げ、新たな市場を開拓。20年3月、同社を退社。サイバーエージェント社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • K Fussan

    日本には経営のプロフェッショナルがいない。それが失われた30年の本当の理由。 社長の内部昇格と任期制、創業家支配。さらに売上至上主義や終身雇用に年功序列、年に一度の新卒採用など、JTCがいかに世界のスタンダードからかけ離れていることか。 IT革命後のイノベーション競争に完全に乗り遅れてしまった結果が失われた30年。日本人はリノベーションは得意でもイノベーションは苦手なのだろう。 第8章に満を持して通信簿。評価指標は営業利益率。高岡さんが一言申し上げておきたい業界に対象が絞られているのは痛快。

  • モビエイト

    ネスレの日本法人元社長の高岡さん。ネスレの後はプロ経営者として他の企業に携わるのかと思っていましたが…。 売上ももちろんであるが利益の重要性にも書かれており、ネスレ時代の事、そして各社の内容を分析されており興味深かったです。

  • kidd

    タイトルは企業の通信簿やら2025年の決算やらといってるが、それは約40社分しかない。 日本企業、経営の駄目な点の指摘、著者がネスレ日本の社長だった時の成功体験の羅列が主な内容。これは買って失敗だったな。

  • チャウ子

    日本にはプロの経営者がいない。 営業利益率が大事。 確かにと思った。

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