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[USED:Cond.A] 羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界 集英社新書

高山真

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帯あり
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Catalogue Number
9784087210170
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羽生結弦ファン、必読!
生粋のスケオタファンが超絶マニアックに書いた
フィギュアが100倍楽しめる本!

フィギュアスケート界で人気実力ともにナンバーワンを誇る羽生結弦。羽生のスケーティングを語るとき、人は「美しい」「観客を引き込む」という曖昧な表現に終始するか、「何回ジャンプを跳べたか」という点をクローズアップするばかりだ。

著者は、38年間この競技を見続けてきた生粋のスケートファン。フィギュア愛炸裂のマニアックな視点で、「羽生の演技の何がどう素晴らしいか」を、表現、技術の両面から分析。

10代からのスケーティングを振り返り、羽生がなぜ強いのか、なぜ美しいのかを徹底的に考察する! 『ショパン バラード1番』、『SEIMEI』についても詳しく語る。

また、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、ネイサン・チェン、パトリック・チャン、ボーヤン・ジン、ミハイル・コリヤダ、宮原知子、三原舞依、樋口新葉、メドベージェワなど、現役スケーターはもちろん、浅田真央、伊藤みどり、クワン、ストイコ、町田樹など歴代スケーターたちの名プログラムも語りつくす!

■主な内容
・8種類のスケーティングを複雑に緻密に組み合わせる羽生の超絶スケーティング
・フィギュアスケートのキモは、技と技の「あいだ」にある!
・勝負曲『ショパン バラード1番』&『SEIMEI』徹底解説
・音楽との同調性を表す羽生の独特な「腕の動き」
・カタリーナ・ヴィット『カルメン』、キャンデロロ『三銃士』から考える表現力
・語っているのは上半身か、スケート靴か
・羽生は「登場人物」にもなり「音楽」にもなれる
・選手の個性とプログラムの個性を考える
・羽生結弦の名プログラム(『パガニーニの主題による狂詩曲』『ツィゴイネルワイゼン』『ロミオとジュリエット』『パリの散歩道』『ノートルダム・ド・パリ』『オペラ座の怪人』『Let’s Go Crazy』『Hope & Legacy』『ホワイト・レジェンド』……)
・「踊りにくい曲」でも踊れてしまう宇野昌磨の圧倒的ミュージカリティ
・スペインの至宝フェルナンデスがあえて選んだ勝負曲『ラ・マンチャの男』
・史上最強のスケーティングの神・パトリック・チャン
・ザ・伸び盛り! ネイサン・チェンが見据えるのは2022年か
・ボーヤン・ジンが演技を覚えた
・絶対女王メドベージェワの素晴らしいトータルパッケージ力
・大ベテランカロリーナ・コストナーは滑るたびに「ピュア」になる
・「努力家すぎるほど努力家」宮原知子の素晴らしき復活
・すっ飛んでいくようなエネルギッシュさを持つ樋口新葉
・偉大なる先達・伊藤みどり
・浅田真央に寄せて
・成功は金メダルでは測れない
・羽生結弦の歴史は、ケガや病気と闘ってきた歴史でもある
・スケーターはすべてをもっていっていい

■目次
まえがき
用語解説
第1章 フィギュアスケートの「本当の魅力」とは
第2章 「表現力」「芸術性」とは何か
第3章 羽生結弦の名プログラム ここがすごい
第4章 平昌オリンピックのシングルスケーターはここがすごい
第5章 歴史から学ぶ―選手が望むもの、私が望むもの
あとがき

■著者略歴
高山 真(たかやま まこと):エッセイスト。東京外国語大学フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる。著書に『恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』『愛は毒か 毒が愛か』など。

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