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歴史学未来へのまなざし 中世シチリアからグロ-バル・ヒストリ-へ

高山博

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634490703
ISBN 10 : 4634490706
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2002
Japan

Content Description

社会が大きく変化するとき、歴史家は時代の目となって将来を見通すことができる。中世のシチリアを専門とする著者が、自身の歴史研究の現場から、グローバル化の進む現代世界を読み、歴史学の可能性を示す。

【著者紹介】
高山博 : 1956年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。エール大学大学院歴史学博士課程修了(Ph.D.取得)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 蛇の婿

    面白かった!現在の日本のおかれている国際情勢を考える上での一助にもなるかと思います。冒頭、筆者の研究する中世シチリアについての言及があり、かなり内容が難しい予感を感じさせますが、第2章以降からまったくそれについての言及は無くなり、逆にちょっと笑ってしまいましたw わかり易く、かつ身につまされて考えさせられる内容はすばらしい。良書と思います。

  • futabakouji2

    高山博さんの本はこれが初めて。 文章はわかりやすく読みやすい。シチリア島の研究について書かれている1章よりも3章が面白い。

  • Joao do Couto

    流行のグローバル・ヒストリーにたいする、現実的な提言になる書籍ではないでしょうか。

  • すがの

    最近流行のグローバルヒストリーに関する中世史家の著作(2002年刊)。20世紀以後の歴史家における中世シチリアの再評価、すなわち、1)イスラム文化とビザンツ文化がヨーロッパに流入するプロセスにおける、翻訳の中心としての役割(12世紀ルネサンス)、2)近代国家組織の萌芽がシチリアに見られることからの、自国の起源を巡る議論の白熱、3)イスラム、ギリシア、ラテンという三言語、三文化の共存と棲み分けによる並存状態(筆者の関心)、についてはしっかり記憶しておきたい。

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