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ドキュメント 皇室典範 宮沢俊義と高尾亮一 幻冬舎新書

高尾栄司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344985537
ISBN 10 : 4344985532
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan

Content Description

1946(昭和21)年、毎日新聞が「日本国憲法草案(宮沢乙案)」をスクープ報道した瞬間、日本の憲法と皇室典範の受難は始まった。情報漏洩元は東大憲法学の権威・宮沢俊義(彼の弟が毎日の記者)。この一件がGHQを刺激し硬化させ「マッカーサー憲法」作成の契機となる。天皇条項には当初、天皇の身分の保障すらなかった。憲法の次は皇室典範だった。自らの公職追放を逃れるため今度はGHQの意向に添わんとする宮沢と、天皇と皇室を守るため立ち上がる宮内省参事官・高尾亮一の壮絶な闘い。誰も書き得なかった皇室典範成立秘史、衝撃のスクープ・ノンフィクション!


【著者について】
一九四七年、群馬県伊勢崎市生まれ。ノンフィクション作家。上智大学、イギリス留学など六年間を経て、集英社「月刊PLAYBOY」特派記者となる。主な著作に『ビートルズになれなかった男』『韓国車が日本車を駆逐する日』『安全国家日本の終焉』『「天皇の軍隊」を改造せよ』『日本国憲法の真実』等がある。

【著者紹介】
高尾栄司 : 1947年、群馬県伊勢崎市生まれ。ノンフィクション作家。上智大学、イギリス留学など6年間を経て、集英社「月刊PLAYBOY」特派記者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつのすけ

    憲法学者の宮沢俊義、最高裁長官を歴任した横田喜三郎、彼らは、自分の地位を守るためだけに、信念を曲げ、外国に従順に従うといった行動をとった 最低な人達だったんだな。一方、宮内省の官僚「高尾亮一氏」、日本の伝統、日本のあり方を守った。素晴らしい官僚がいたことを初めて知った。現代においても、私利私欲に走るのではなく、国家のことを考える官僚が増えれば、我が国も輝きを取り戻せるのではないかと感じた一冊であった。

  • 保身のための見事な変節で祖国と天皇陛下を売った宮沢俊義から何とか皇室典範を守ったと言えるが、やはり未だに憲法を破棄出来ていないとは思わなかっただろうなあ。

  • nobuharuobinata

    前半は日本国憲法の天皇条項のこと、後半はそれを受けた皇室典範のこと。宮沢先生を保身者(戦犯回避)と描くところが本書のハイライトか。

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