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生活支援の場のターミナルケア介護施設で死ぬということ 介護ライブラリー

高口光子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062824743
ISBN 10 : 4062824744
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

親の生き方・死に方を子どもが選ぶときがくる。親の残りの人生、どう生きてもらうか。終末期の入居者と家族を通して考える看取り方。

目次 : 第1章 最期をどこで迎えるか―「生ききる」ことを支えるケア(介護の現場で人の死を看取るとはどういうことか/ 子どもが親を介護施設に預ける選択をするとき/ 自宅での看取りは最善の選択か ほか)/ 第2章 親の死に方を子どもが決める―揺れる家族の思い(施設入居時に私が家族にターミナルの話をする理由/ 口から食べられなくなったときチューブを入れるかどうか/ 状態が急変したとき救急車を呼ぶかどうか ほか)/ 第3章 命を最後まで支え抜く―施設で出会ったそれぞれの看取り方(点滴で延ばした1ヵ月で妻ができたこと/ 病院に行くか、施設にいるかで揺れ続けた家族/ 危篤状態の母を病院に送ることに決めた娘の思い ほか)

【著者紹介】
〓口光子 : 理学療法士・介護支援専門員・介護福祉士。現:介護アドバイザー/介護老人保健施設「星のしずく」看介護部長。高知医療学院を卒業後、理学療法士として福岡の病院に勤務するも、老人医療の現実と矛盾を知る。より生活に密着した介護を求め、特別養護老人ホームに介護職として勤務。介護部長、デイサービスセンター長、在宅部長を歴任した後、2002年4月より静岡の医療法人財団百葉の会・法人事務局企画教育推進室室長及び生活リハビリ推進室室長を兼務する傍ら、介護アドバイザーとして全国を飛び回る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ネギっ子gen

    【人は誰でも死にます。そして、死に場所を選ぶこともできます:施設で死ぬということは、職員との人間関係をもって、ただひとつの“私”の名前で見送られるということ】介護施設の実際を紹介し、終末期の入居者と家族を通して親の看取り方を考える書。8件の事例も収録。著者は訴える。<介護の“毒”は孤“独”です。周囲の人に関心をもってもらえない介護の中にある家族や職員は、孤独の中で疲れ果ててしまいます。ぜひ、施設でのターミナルケアがどんなふうに行われるのか、職員はどんな思いでお年寄りに接しているのかを知ってください>と。⇒

  • ふぅわん

    生まれる場は選択できないが死に場所は選択できる。自分、家族の最期は何処で迎えるか考えたことはありますか。子は誰もが親の老いを考え、いつか親を守る立場になる。ターミナルケアを決めていても、いざ現実になれば誰でも迷い選択した事が良かったかは葛藤する。救急車を呼ぶか呼ばないか、胃瘻経管栄養の選択、何もせず自然に看取るか、歳を重ねる事に向き合う時期が必ずくる。お年寄りの方は、最期はもちろん誰でも家がいいと思うが、家族に迷惑かけたくないという思いが行き交う。年を取れば人は自分の生き方を振り返ることが増えるもの。

  • Twakiz

    在宅診療・施設担当のドクターや看護師の視点から書かれた本はちらほらと読んでいるが,リハビリ技師・介護士の視点からのものは新鮮だった.どの高齢者施設でもこんなに熱心にひとりひとりの方に向かい合ってくれているのかしら・・?と感心したり疑問だったり.こんなに心を砕いていては続かないかもしれません.やっぱり救急病院はなんだか「高齢者を縛り付けて延命するとんでもないところ」というものとして描かれているのがちょっぴり残念.救急病院でも「その人らしさ」に多少なりとも目を向けているものですよ.

  • バニラ風味

    もう長くはない、という親族がいたら…。義母を介護した経験がありますが、介護施設の方の考え方や、対応に驚いたり、頭が下がる思いです。でも、1人の人間として対等に向き合うのって、大変なことですね。どう死にたいか、ではなく、死ぬまで、どう生きたいか。と考えることが大切だと、教わりました。

  • にゃんこ

    施設で働く者として、そして何より一人の人間として避けては通れないターミナル。 施設毎にやり方・考え方は違うから、ここでの紹介例みたいなケアがどの施設でも出来るのかといわれれば、それはNOとしか言えないのだけど… それでも、とても勉強になりました。 これは何度でも読み直したいと思います。

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