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腎臓の教科書 体液の循環・浄化から見る驚異の生命維持システム ブルーバックス

高取優二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065411278
ISBN 10 : 4065411270
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本人の2000万人以上、5人に1人が「慢性腎臓病」といわれる現代に必読の一冊。

1日に150から180リットルの体液を濾過し、水分・ミネラル・pHを調整する驚きの生命時装置「腎臓」
365日24時間休むことなく老廃物の除去し、体液をとおして体の各器官のはたらきを調整している臓器です。
再生医療でもっとも実現が難しいといわれるその精緻な構造と老廃物を除去するしくみと、脳や腸、心臓といった全身の器官との連携についてを中学・高校理科の知識をもとにやさしく解説。
なぜそのような複雑なメカニズムを獲得したのかを、生命38億年における腎臓の進化史から紹介します。
さらに、慢性腎臓病約2000万人という時代に知っておきたい、現代人のための正しい医療知識や生活習慣による腎機能維持の方法までを、書籍やテレビ番組でも知られる腎臓専門医・取優二先生ががていねいに解説します。



【著者紹介】
〓取優二 : 1975年生まれ。鳥取大学医学部卒業後、岡山大学病院腎・免疫・内分泌代謝内科などを経て、現在は埼友クリニック外来部長。医学博士、腎臓専門医。抗加齢医学(アンチエイジング)の観点から、腎臓病を捉えなおす新たな手法に取り組んでいる。日本腎臓学会専門医・指導医、日本透析医学会専門医・指導医、日本抗加齢医学会専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うぃっくす

    腎臓いつもありがとう。一つ150g、握り拳くらいの大きさ。毒素の浄化とホメオスタシスの維持が主な働き。復活するとこはないのでいかに老化を遅らせるかがポイント。ところで腸脳連関、臓器連関内分泌ネットワーク、神経系ネットワーク)をもう少し勉強したいな。

  • お抹茶

    中学高校の教科書の知識から始める。糸球体で濾過された原尿の99%は,食事や運動などによって変わる体液の量と電解質濃度を調整すべく,尿細管で再吸収される。腎臓は体液を調整してホメオスタシスを維持し,細胞外液のバランスを保ったり,全身を巡る血液の量を制御したりすることで多くの臓器と関係性を持つ。ハムやちくわなどに含まれる無期リンは腎臓に負担をかける。加齢により腎臓の組織が少しずつ壊れ,体液中の老廃物が滞って毒素となったり,貧血が起こったり骨が脆くなったりする。

  • mawaji

    丸の内丸善で購入。学生時代に学んだ腎臓を40年ぶりにアップデートしました。進化から見た腎臓の章がとても興味深く、胎児が子宮内で生命の38億年の進化の過程をたどっている様子はまさに個体発生は系統発生を繰り返しているということなのでしょう。人類700万年の歴史の中で安価な精製塩が手に入りやすくなった今、塩分との付き合い方の見直しが必要なのですね。人生100年時代の腎臓のアンチエイジングの章も実践しやすくとても参考になります。「腎臓は責任感が強い。その性格は内部の構造が複雑かつ精緻であることに対応する」坂井建雄

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