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シベリア3万年の人類史 寒冷地適応からウクライナ戦争まで

高倉浩樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582441239
ISBN 10 : 4582441238
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人類にとって、シベリアとはどんな場所なのか? 人類史・民族文化・現代世界の3つの視点から展望し、旧ソ連時代の史料や現地調査を踏まえて総合的に「シベリア」を捉える。

【著者紹介】
高倉浩樹 : 1968年福島県出身。東北大学東北アジア研究センター教授。上智大学文学部卒業、東京都立大学にて博士(社会人類学)号取得。専門は社会人類学、シベリア民族誌。第27回大同生命地域研究奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スプリント

    最後のフロンティアと呼ばれるシベリアの歴史を学ぶ。

  • 入道雲

    今までシベリアとは何かをほとんど知らないままだった。本書で人類史という目線で民族や文化の歴史が実に多様であることを知る。寒冷地であることでどんな営みがあったのかなど興味深い。後半はソ連崩壊からプーチンによるロシアの変化に巻き込まれ、グローバル化や地球温暖化、そしてウクライナ侵攻まで触れている。 個人的にはもう少し地理的な切り口も読みたい気がするが、人類史であるので仕方ないか。

  • 黒胡麻

    3万年前から人類はシベリアの環境に適応し狩猟、漁労、トナカイ遊牧などで暮らしてきた。強く印象に残ったのは現代のグローバル化や気候変動との関わりだ。高い自殺率とアルコール依存。資源開発と先住民社会の複雑な関係。温暖化でシベリアが耕作可能になるなど脳天気な意見もあるが現地では永久凍土の融解による浸水などで被害を受けている現実がある。さらにプーチン政権ではソ連時代には曲がりなりにも認められていた多民族共生思想が後退しロシア中心の植民地主義が復活し、ウクライナ戦線では先住民が最前線へと送られている。

  • takao

    ふむ

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