高エネルギー加速器研究機構

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宇宙の起源(仮)ブルーバックス

高エネルギー加速器研究機構

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065351918
ISBN 10 : 406535191X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この宇宙は138億年前に点にも満たない極小のエネルギーの塊か生まれ、その塊から我々人類が生まれるまでには、数々の偶然が重なっているらしいことが科学の進展によって明らかになってきている。「宇宙の起源」を探る研究がどのように進められているのか、どこまで分かってきているのか。研究者たちが分かりやすく解説。点字本としても展開。

  序文 :(齊藤 直人 KEK 素粒子原子核研究所長) 
 第1章:素粒子とは(藤本 順平シニアフェロー)
 第2章:素粒子の標準理論(藤本 順平シニアフェロー)
 第3章 :元素の起源(宮武 宇也名誉教授、郡 和範准教授)
 第4章 :質量の起源(橋本 省二教授)
 第5章 :力の起源(藤本 順平シニアフェロー)
 第6章 :物質・反物質非対称性宇宙の起源(多田 将准教授、 伊藤 慎太郎研究員)
 第7章 :宇宙膨張の起源: ビッグバンとインフレーション (郡 和範准教授)
 第8章 :宇宙の大規模構造の起源:ダークマター・ダークエネルギー(郡 和範准教授)
 第9章 :宇宙の進化の起源(津野 総司研究機関講師、中浜 優准教授)
 第10章:宇宙は安定か?(藤井 恵介名誉教授)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 活字の旅遊人

    『三体』の影響を受けて、読んでみた。素粒子の話はある程度の前提知識もあってなかなか面白く読めた。しかし第4章「質量の起源」に入ってからはイメージが全くわかなくなってしまった。それでも何か得られるだろうと信じて最後まで読んだのだが、宇宙はその中に存在する者にとって、理解するなんて到底できない代物、いや分かろうとすることが愚かなのかも知れないと感じてしまった。理論物理学というのかな、「○○の存在を予言」みたいなのには昔から憧れていたが、結局物理は苦手なまま50代を迎えている。なんともなあ。

  • 特盛

    評価4/5。約2か月かけて行きつ戻りつして読み終える。素粒子の標準理論から質量(真空の相転移、ヒッグス場)や力の起源(古典力学から大統一理論までの道筋)、宇宙膨張からダークマター・ダークエネルギー、宇宙の安定性(真空の安定性)など幅広い最新の知見が整理、紹介される。つくばの高エネルギー研究所の研究員が分担して書いてる力作。もはや、はいそうですかで簡単にイメージできない世界観。マルチバースや人間原理を持ち出さないと解決が見えないパラメータの調整問題など、やっぱ現実はシミュレーションじゃねwと思いたくもなるw

  • 塩崎ツトム

    素粒子物理学の発展から統一理論、ヒッグス粒子、対称性の崩れ、ビッグバンからインフレーションまで、とりあえず現代までわかっていることを網羅。とりあえず勉強を始めたい人には難しいかもだけど、全体像を見渡して話を整理したい場合は必読。

  • まえぞう

    前の本と同じような内容ですが、高エネ研の方々が分担して書かれていて、各章の難しさのレベルに差があります。それも、各章に割り当てられたページ数が限られるので、難しい議論をするにはページの不足感が拭えませんでした。

  • sheemer

    現代物理学の最前線、特に量子力学と宇宙の大域構造とその起源についてKEK(いわゆる高エネ研、日本最初のWebサイトでも知られる)の研究者達が共同執筆した本。数式への言及もあるが非常に分かりやすい。執筆開始時点から点字本としても出版することが決まっており、その配慮が聞き読みしても分かりやすい文章や表現形式にもなっているのだと思う。図も見たいのでKindle本を別に買うつもり。多人数執筆なので、語り口のブレ・内容に若干のダブりはある(ヒッグスさんのノーベル賞受賞とか)。現代物理入門書としてお薦めできる。

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