Books

台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い 「台湾有事」論の地平を越えて

駒込武

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622097341
ISBN 10 : 4622097346
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

台湾と沖縄が地政学的分断を乗り越え、ともに平和である道はないのか?帝国の狭間に置かれた人々の声を聞き、自己決定権から考える。

【著者紹介】
駒込武 : 1962年東京都駒込生まれ。東京大学教育学部卒、教育学博士(東京大学)。現職は京都大学大学院教育学研究科教授。専攻は植民地教育史、台湾近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 檜田相一

    「中国から侵略の脅威にさらされ、民主主義を守るために日本とアメリカの援助を必要とする台湾」と「日本とアメリカの支配を受け続け、自己決定権がないがしろにされる沖縄」という、利益の相反する、しかし隣接した2つの「帝国の狭間の島」をめぐる対話の試み。沖縄も台湾も多くの本に書かれているが、しかし、この複雑な問題については、いくつもの語りを交差させる本書のやり方はきわめて重要だ。登壇者たちの意見のすれ違いや「語らなかった」ことがなんなのかにこそ重要なものが含まれていると思う。あらためて注意深く再読したい。

  • naok1118

    かなり難しいテーマの本。日本本土の日本人としては、過去においてあった植民地支配に対する反省と謝罪がないままに現在に至っている。そのことが、日本人にとって、この問題を分かりにくくしている。やっぱり、原点に帰って、日本が植民地支配への反省と謝罪をまずすべきと思う。この問題は引き続き追跡する必要があると思っている。

  • 健康平和研究所

    基地引き取りに関する宮良麻奈美さんの意見に対する齊藤ゆずかさんの返信が読みたかったが、往復書簡は終了。結びの駒込武の言葉「日本本土が根底から変わらなくてはいけない」に賛同。呉叡人いわく、日本の議会中心主義とは違って、台湾は分権的です。行政権、司法権、立法権、監察権の四権があり、監察院の司るオンブズマンというシステムでは、行政の不正を監視し、市民からの告発も受け付けています。だから台湾は権力分立をして、お互いにチェック・アンド・バランスをするシステムが核となり、安定したシステムを築いている。 271頁

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items