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伊勢神宮に仕える皇女・斎宮跡

駒田利治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787709387
ISBN 10 : 4787709380
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan

Content Description

かつて天皇にかわり、未婚の皇女が都から伊勢に赴き、伊勢神宮に祈りを捧げる制度があった。長く幻の宮と伝承されてきたその皇女の宮殿・斎宮と、斎王の祭祀、暮らしなどを、発掘調査から明らかにする。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画部門(第65回)

【著者紹介】
駒田利治 : 1948年、三重県生まれ。三重大学教育学部卒業。立正大学大学院文学研究会修士課程修了。教職を経て、1977年から三重県教育委員会に勤務。斎宮歴史博物館調査研究課長、文化財保護チームマネージャー、世界遺産特命監を務め、2008年退職。現在、三重県史編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 月をみるもの

    明確に歴史に残ってるのは、天武期の大来皇女からだが、豊鍬入姫命や倭姫命に相当する皇族の女性はそのずっと前からいたのだろう(豊鍬入姫命を、卑弥呼の後継者であるトヨに比定する人もいるらしい)。歴代の斎宮のリストの名前がみんな *子 となってて、この命名ルールが戦後民主主義によって一般人にも広まったのだなあ、、ということを初めて認識した。。 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2402243.html

  • ゆの字

    考古学の観点からのアプローチ。斎宮の生活が具体的に垣間見られて、これは創作意欲がかきたてられる。

  • ゆきむらさき

    奈良県明和町にある斎宮跡に関する内容。発掘された物や延喜式などの文献から当時の斎宮について考察されている。   雨乞いの儀式になぜ馬の形代が?と思ったが、「龍媒伝説」が絡むと知ってへーっとなった。

  • sfこと古谷俊一

    伊勢斎宮の遺跡の発掘調査や文献から、ちいさな宮廷であった伊勢斎宮について、遺跡中心に整理。薄手ですが、フルカラー。図版や地図や写真も多い。最後まで掘っ立て柱なのが面白いですね。礎石も瓦葺きも利用しない、古式に乗っとった建物のままであると。これは礎石や瓦葺きが仏教建築に由来するからだろうと考えられてます。

  • 海辻

    名称は知られていても実体は謎の多い伊勢斎宮。発掘調査により斎宮の居住区を中心にした、計画都市の姿があきらかになってます。ただ肝心の斎宮座所の真上を、現在は鉄道が通っているのが悲しい。発掘は難しいでしょうね。

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