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政策起業家 「普通のあなた」が社会のルールを変える方法 ちくま新書

駒崎弘樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480074508
ISBN 10 : 4480074503
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「政策起業家」とは、民の立場で社会のルールや制度を変え、時には新たな法律まで作ることができる人だ。人口減少の日本社会は既存のルールを変える必要があるが、今の官僚や政治家にはできていない。著者は「フローレンスの病児保育」「おうち保育園」「障害児保育園ヘレン」などを次々に立ち上げ社会を変えてきた。その悪戦苦闘ぶりをオープンにし、これまで政官に閉じていたルールメイキングを、「普通の人」ができるようになる社会にしていきたい。

目次 : 第1章 小麦粉ヒーローと官僚が教えてくれた、政策は変えられる、ということ/ 第2章 「おうち」を保育園にできないか?小規模認可保育所を巡る闘い/ 第3章 「存在しない」ことになっている医療的ケア児たちを、社会で抱きしめよ/ 第4章 如何に「提言」を変革へと繋げるか/ 第5章 社会の「意識」を変えろ イクメンプロジェクトと男性育休義務化/ 第6章 「保育園落ちた 日本死ね!!!」SNSから国会へ声を届かせる方法/ 第7章 政策ができて終わりじゃない?「こども宅食」の挑戦/ 第8章 1人の母が社会を変えた 多胎児家庭を救え

【著者紹介】
駒崎弘樹 : 1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の訪問型・共済型の病児保育を開始。2010年「おうち保育園」、2014年「障害児保育園ヘレン」、2016年「フローレンスの赤ちゃん縁組」、2017年「こども宅食」を次々にスタートさせる。08年Newsweek誌「世界を変える100人の社会起業家」に選出。公職としては、厚生労働省「イクメンプロジェクト」座長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 大先生

    凄い!政治家を巻き込んでNPOの取り組みを国の政策にしてもらう。こんな方法があるんですね!正直、著者のキャラ(≒文体)は好きじゃありませんが、取り組みは素晴らしい。成果を上げた実例として、小規模保育園、保育士試験年2回、子ども宅食、保育士の賃上げ、ベビーカー畳まず乗車可等の事例が紹介されています。勿論、著者一人の力で実現したわけではありませんが、キーマンだったことは確かなようです。なんだか私も社会を変えられそうな気がしてきました(笑)

  • ヨムヒト

    NPO法人フローレンス駒崎弘樹氏は、病児保育、小規模保育園、障害児保育、こども宅食等を手掛ける。法律でカバー出来ない公共の福祉をボトムアップで政治家、行政を巻き込みながら実現する政策起業家。例えば、小規模保育園をやりたい→行政に相談するが法律の枠組みが古く実効性が無い→国政政治家に相談する→法律が整備される→基礎自治体まで展開される→基礎自治体で展開されないならば→地方議員と相談する、そういう流れ。公益の為に政治家を巻き込むなら政策起業家、収益の為ならロビイストになるか。ボトムアップの公益拡充という感じ。

  • コーヒー牛乳

    現状に疑問を持ち、状況を調査し、分析して問題の原因を特定し、行動し、やり抜く。随所にひらめきやフットワークの軽さが光り、感服する。自分が抱える困難さは社会が解決するべきものだとは、当事者からはなかなか思い至らないものなのだろうと思う。政策に限らず、前例にとらわれないで自分の周辺の状況を改革していく人材が増えれば、もっと生きやすい社会になる。そういう問題解決のできる人材の育成がまさに今教育が目指しているもの。そしてそんな次世代を育てるためには今の現役世代がマインドを変えていかないとと思った。

  • タカナとダイアローグ

    政策起業家?状態から読んだ本。小規模認可保育所に助けられた身として、身近な存在だったフローレンス。20人未満の保育園は作れないという法律に、かつては合理性があったのかもしれないが、今はそれほどなく、ハードルのせいで待機児童は増えるばかり(都市部への集中、共働きの増加=社会参画の男女平等→しかし低賃金など、構造的問題あり)まず手掛かりとして、20人未満でも、保育所が成り立ち、助かり、保育士もやりがいのある職場を得られた。その次に、保育士の賃金上昇など、打つ手は多様。ケア階級の反逆=ブルシット・ジョブに通づる

  • ののの@彩ふ読書会

    日本初の障害児専門保育園を作り、医療的ケア児支援法の成立に尽力された方。民の立場で社会のルールや制度を変えられるなんて思ってもみなかった。できるんだ、という発見は大きく、自分のこれからを改めて考えさせられた。

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