Product Details
ISBN 10 : 4498428242
Content Description
神経学の巨人・Charcot(シャルコー)のファンブックが爆誕.火曜講義といえば,“講義するシャルコーと気を失っている女性の絵画”を見たことのある方も多いと思います.即興性が重視されたシャルコーの“火曜講義”では,生き生きとした,かつ生々しいシャルコーの姿を垣間見ることができます.現代の臨床神経学がいかにして成り立ってきたのか,その萌芽について新たな講釈を施し現代に蘇らせます.
本書の楽しみ方は大きく2つあります.1つは,シャルコーの思考回路をたどることで現代の神経疾患診療との共通点・相違点を明確にし,シャルコーの超越的な先見性を体感することです.またこの営為によって,批判にさらされることの多いシャルコーの機能性神経障害・催眠研究の真意をも浮かび上がらせるかもしれません.もう1つは,火曜講義の節々に出現する“現代の見地からみた違和感”に対する,著者の即興的注釈を味わうことです.シャルコーを多角的に論じる一冊.医療者はもちろん, “歴史好き”“パリ好き”など多くの方々が楽しめる内容となっています.
【著者紹介】
駒ヶ嶺朋子 : 1977年生。2000年早稲田大学第一文学部哲学科卒。同年第38回現代詩手帖賞受賞(駒ヶ嶺朋乎名)。2006年獨協医科大学医学部医学科卒。国立病院機構東京医療センターで初期臨床研修後、獨協医科大学内科学(神経)入局。日本神経学会認定神経内科専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、医学博士。文理融合的視点に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
