韓国近代大学の成立と展開 大学モデルの伝播研究 リ・アーカイヴ叢書

目次 : 序　大学モデルの受容と変容―比較史的考察/ 第１部　近代社会と大学（一八九四〜一九四五年）（旧韓末期の成均館改革―儒教モデルの崩壊過程/ キリスト教系私学の成長と私学規制―アメリカ・カレッジモデルの移植/ 日本統治下における「朝鮮民立大学」設立運動―民族的大学モデルの形成/ 日本型植民地大学としての京城帝国大学―「帝大モデル」の移植過程）/ 第２部　現代社会と大学（一九四五〜一九九三年）（米軍統治下の高等教育―国立ソウル大学校の設立と「アメリカ・モデル」への転換/ 高等教育の再建とアメリカ教育援助―第一共和国における「アメリカ・モデル」の定着過程/ 経済開発と高等教育計画―第三共和国における「自立」の模索/ 「マス型」高等教育への挑戦―一九七〇年代における実験的改革/ 「ユニバーサル・アクセス型」高等教育への構造変革―独自モデルの構築にむけて）/ 結　アジアにおける韓国高等教育の位相

【著者紹介】
馬越徹 : １９４２年愛媛県に生まれる。１９６６年広島大学大学院教育学研究科博士課程中退。九州大学教育学部助手、広島大学大学教育センター助教授、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授などを経て、名古屋大学名誉教授、桜美林大学名誉教授（２０１１年逝去）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）