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未来を実装する テクノロジーで社会を変革する4つの原則

馬田隆明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862763044
ISBN 10 : 4862763049
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

電気の社会実装の歴史から、国のコンタクトトレーシングアプリ、電子署名、遠隔医療、加古川市の見守りカメラ、マネーフォワード、Uber、Airbnbまで。様々な事例から、成功の原則を読み解く。ロジックモデル、因果ループ図、規制の変更、アウトカムの測定、パブリックアフェアーズ、ソフトローなど、実践のためのツールも多数紹介。

目次 : 1 総論―テクノロジーで未来を実装する/ 2 社会実装とは何か/ 3 成功する社会実装4つの原則/ 4 インパクト―理想と道筋を示す/ 5 リスク―不確実性を飼いならす/ 6 ガバナンス―秩序を作る/ 7 センスメイキング―納得感を醸成する

【著者紹介】
馬田隆明 : 東京大学産学協創推進本部FoundXおよび本郷テックガレージディレクター。University of Toronto卒業後、日本マイクロソフトでのVisual Studioのプロダクトマネージャーを経て、テクニカルエバンジェリストとしてスタートアップ支援を行う。2016年6月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    最新技術を社会に馴染ませるには。若手先鋭のビジネス書 2021年刊 ザーとまとめてあって、こういうのが読みたかったのでまあよかった。最後の実践編は読むのがやや大変(字、小さいし) 規制がある時は、法をアップデートする(ロビイングとかで)というのはびっくり

  • おせきはん

    テクノロジーで社会を変革する際に心がけた方がよいことがまとめられています。使う人のデマンドや社会の仕組みと調和をとりながらテクノロジーを「社会と実装」する姿勢は、テクノロジーが進化し、過去のような産業革命が起こりにくくなっていると思われる現在、より重要になるのではないでしょうか。

  • Hiroo Shimoda

    テクノロジーの創造ではなく、社会実装に着目した本。言われてみれば重要であり、地に足が着きまくった内容と言える。実装を考えればNGOや地域との関わりもCSRではなく経営戦略となることも腹落ちする。

  • ぶう

    人々の役に立つ新しいテクノロジーが現れれば、速やかに普及していくものだと思う人は多いかもしれない。しかし技術が浸透していくまでにはいくつもの障壁を超えていく必要がある。事実、電気などのインフラも、発電の技術が発明されてから普及するまでに50年の年月が掛かっている。谷を超える為に一番重要なのはインパクト。ステークホルダーに課題を明確に認識してもらい、理想とのギャップを感じてもらうことが重要なのだ。それ以外にも技術を受け入れる法律の整備やナラティブを活用しての納得感の醸成など地道で泥臭い活動が必要なのである。

  • 骨太な良書。別の書籍だが、日本は規範を守る意識が強い「タイトな文化」であるという評を読んだ。思い当たる節がある。ゆえに、日本においてこれまでの規範からはみ出す仕組みやテクノロジーを社会に実装しようとすると、多大なる労力を要することになるのであろう。社会が硬直的だ、老人が多いから何でも反対される、と愚痴るのは簡単だ。ただ、ではどうすべきか、を突き詰めなければ社会は進歩しない。本書はタイトな日本で、それでも合意形成をしながら社会を前進させたい人への応援歌であり、マニュアルでもある。長いけど読んでよかった。

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