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謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源

馬渕睦夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198655785
ISBN 10 : 4198655782
Format
Books
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自分の頭で考えられる人こそ本物の保守。日本人としての軸を持てば言論の欺瞞に惑わされない。

目次 : 第1章 国際金融家vs.ロシア二〇〇年戦争/ 第2章 ナポレオンと「哲人政治」の本流/ 第3章 ヨーロッパを脅かした新興国アメリカ/ 第4章 世界大戦を仕掛けたチャーチルの闇/ 第5章 操り人形ウィルソン大統領の大罪/ 第6章 ドイツの英雄だったヒトラー/ 第7章 仕組まれたアメリカ解体が生んだトランプ/ 第8章 プーチンは誰と戦っているのか/ 第9章 二〇〇年戦争の行方

【著者紹介】
馬渕睦夫 : 元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、前吉備国際大学客員教授。1946年京都府出身。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業

渡辺惣樹 : 日本近現代史研究家。1954年静岡県下田市出身。1977年東京大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • tamami

    世界経済に関して、その総資産の半分以上は全人口の数%の人々の下にあり、残りを大部分の人々が分け合っていると言われる。近代以降、どのような歴史的な流れの下にそのような構造が出来上がったのか。本書は、所謂修正主義を自称するお二人の対談であるが、上記のような仕組みが生まれる経緯や関わった人々の思惑が、一つの歴史観からという限定付きではあるが、解り易く説かれる。経済の大きなうねりの中で動いた、チャーチル、ヒトラー、ルーズベルト等の歴史上の要人が俎上に挙げられ、「世界史B」の釈明史観に立脚した思い込みが払拭される。

  • Kentaro

    ヒトラーはなぜ反ユダヤ主義に転じたのか。実は、ヒトラーの経済政策は、ハイパーインフレーションを立て直すために、バーター貿易を行っていました。ハイパーインフレというのは通貨の信用が著しく低下し紙くずになることです。そこで、互いの国家に必要な物資を交換することで、双方が債務を負うことなく行えるのがバーター貿易です。つまり、国際金融家が発行する通貨を使用しない貿易なんです。 加えて、ヒトラーは国際金融家が所有するドイツ中央銀行を国有化します。ドイツは国際金融家から借金をしないという意思を示したのです。

  • クレリック

    ウクライナ戦争は200年に及ぶ「国際金融資本家vsロシア」の最終戦争。ウィーン会議、アメリカ南北戦争、ロシア革命を経て今に至る戦い。プーチンが戦っているのはウクライナではなく、EUの背後にいる国際金融資本家やネオコン。こうした視点から本当の世界史を解説してくれる本。 1800年以降の世界史を動かしている主役=(ロスチャイルド・ユダヤ・金融資本)などの単語は、教科書には決して登場しない。戦争や政変の真のメカニズムを伏せて表層的に記述してある、だから世界史の教科書は読みにくいし読んでも良く分からない。

  • くらーく

    いろんな角度から見る知るのも重要かと思いまして。どうしても、眠くなるのは二人で書いたからかしらねえ。加齢によるものだな、きっと。

  • やま茶

    保守論者の一部にロシアを擁護する声がある。その理由はなんだろう。それを知るために読んだ。視点が変わる変わる。私たちが習った歴史は西側諸国の史観であり、普段接するニュースもそればかり。西側諸国に都合の悪いことは隠される。洗脳されてることに気づかなかった自分を発見。誰かから貰った情報でつじつまを合わせるのではなく、自分で情報を取って自分の頭で考えてこそ真の保守。私にはまだまだ難しい。また時間をおいて再読したい。★3.5(全てを理解できたわけではないので控えめ)

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