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東アジアの陽明学 接触・流通・変容

馬淵昌也

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784497210180
ISBN 10 : 4497210189
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2011
Japan

Content Description

「最高の本物」(中国)と「それより劣るもの」(周辺地域)のような二分法にとらわれず、「脱中心化」された視点から、日中韓それぞれの陽明学が持つ多面的な側面を描き出す。

目次 : 第1部 国際シンポジウム論文集(地域史としての東アジア交流史―問題意識と研究テーマ/ 「一段の深情在る有り」―中江藤樹『論語郷党啓蒙翼伝』における孔子/ 朝鮮陽明学の特質について/ 朝鮮陽明学派の形成と展開/ 一六世紀中韓使節の陽明学をめぐる論争とその意義―許〓(ふう)と袁黄を中心に/ 李卓吾と朝鮮儒学/ 一八‐十九世紀朝鮮性理学の心学化傾向についての考察/ 李士実と宸濠反乱の故事/ 陽明学と明代中後期における三教論の展開/ 中日陽明学の交流と非交流について)/ 第2部 プロジェクト論文集(天津図書館所蔵『鄒東廓先生文選』について/ 李贄の『九正易因』について/ 周汝登と功過格と/ 明代後半期儒学思想における“恕”概念の位置初探)

【著者紹介】
馬淵昌也 : 1957年生まれ。東京大学大学院博士課程(中国哲学・1988)、駒沢大学大学院博士課程(仏教学・2006)満期退学。1998年から学習院大学外国語教育研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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