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ISBN 10 : 4434249983
Content Description
多くの若者たちを死に追いやる戦争は、世界中の母親の手で絶対に止めなければ―昭和20年8月、20歳だった著者は満州の地で終戦を迎えた。混乱の中、夫との奇跡の再会を果たし、生まれたばかりの子供を連れて日本に帰国するまでの日々を綴った。
目次 : 第1部 召集前後のいきさつ(佳木斯からの旅立ち/ 召集前夜 ほか)/ 第2部 夫と離ればなれになっての逃避行(藤田さんの家族と共に/ 郎林厚の家 ほか)/ 第3部 夫との奇跡的な再会(杉山ビルでの生活/ 軍官舎からの物資調達 ほか)/ 第4部 夏玲華との出会いと別れ(采原さんとの生活/ 中国人の仕事仲間との再会 ほか)/ 第5部 留用技術者としての活躍と帰国するまで(昔の仲間との起業/ 夏玲華との最後の話し合い ほか)
【著者紹介】
首藤タツ子 : 大分県三重町で畳店の長女として大正13年11月7日に生まれる。昭和16年、大分県立扇田女学校を卒業。卒業後、山口県岩国市にある帝国人絹に1年間勤めた後、三重町に戻り地方事務所総務課に勤務する。昭和19年、結婚。夫の勤務地である中国満州に渡る。昭和20年、満州で敗戦を迎え、昭和22年に帰国。別府市堀田にある夫の生家で暮らす。昭和30年、保険会社に入社し、昭和63年まで勤務。退職後、夫と共に民謡教室を主宰するなど、別府の地で心豊かな日々を送り現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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