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都市の問診

饗庭伸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306073593
ISBN 10 : 4306073599
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
饗庭伸 ,  

Content Description

「都市をたたむ」理論の先へ。私たちは、私たちを支える都市をどのようにつくれるのか。都市計画では何ができるのだろうか。まちの臨床で考え抜かれた、都市を読み解き、言葉をつくり、計画を組み立てる方法を伝授する。

目次 : 序章 都市計画の仕事/ 第1章 都市の読み解き/ 第2章 フィールドワークと言葉/ 第3章 災害と復興の臨床/ 第4章 都市計画の役割/ 第5章 都市開発の役割/ 第6章 未来の都市計画

【著者紹介】
饗庭伸 : 1971年兵庫県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。同大学助手等を経て、東京都立大学都市環境学部都市政策科学科教授。専門は都市計画・まちづくり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • naof

    これは良い本だったなー。経験と思考に裏付けられた、地に足のついた理論。最大公約数というキーワードもあったように、都市計画の最終アウトプットの中で使用される言葉は平べったくてぼんやりした印象になりがちだが、大多数の人が「良い」と感じることは都市計画において一番大事なことだと思うし、皆が良いと感じるものが、なぜ良いのか、悪いと感じるものが、なぜ悪いのかを、理論的に突き詰め、ひとつの答えとしてわかりやすく言語化することが計画のプロセスにおいては不可欠だと思う。

  • motoki fujitani

    これまでの饗庭先生の著書とは異なり、比較的主観が入った都市の見方がかかれており、興味深かった。トピックに分かれ簡潔かつ明確に言い切るような問診内容は非常に参考になった。

  • MADAKI

    【独自の感性と言語によって、これからの都市の姿を占う】成長期には、拡大を前提として箱モノや用地の建設・整備計画を交通整理するのがまちづくり(政策)の役割だったが、縮小経済においてその発想は通用しない。かといってすべてをコミュニティに委ねるのはあまりに心もとない。ではどうするか。 市民の小さな理想をパッチワーク的にうまくつなぎ合わせていくこと、単なる経済的な価値の交換だけでなく贈与的な価値の交換を実現すること、こうしたコンセプトがこれからの都市計画に必要になると筆者は説く。

  • Go Extreme

    都市計画の仕事: 都市の問診 急ぎ仕事と気長仕事 都市の読み解き: 流体的近代 都市の恒久性と仮設性 都市縮小のレイヤーモデル フィールドワークと言葉: 普遍語 言葉の組み立て方 災害と復興の臨床: 波を読む技術 近代復興→非営利復興 創造的復興のジャッジ 都市計画の役割: 縮小都市のデザイン原理 市民が描く都市像 都市開発の役割: 拠点のつくり方 住宅地・インフラストラクチャー 暮らしや仕事のスーパーストラクチャー 賢い都市計画 未来の都市計画: ふたつの交換 中動態の設計 都市社会のつむぎ方

  • しゅう

    スポンジ化が進む都市における設計のあり方に対する提言がとても納得させられた。能動的なアーバンデザイン、受動的なアーバンデザインともに十分な方法とは言えない中で、その間にあたる中動態的な設計が求められると筆者は述べている。社会も技術も変わりゆく中で、計画・設計により全てをコントロールし切ることはできないが、その中でも利他的に影響を与える行為を積み重ねていくことで少しでも良い方向に導いていけないか、考えることが重要と感じる。

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