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原子力のことがわかる本 原子爆弾から原子力発電まで

館野淳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784410138164
ISBN 10 : 4410138162
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
舘野淳 ,  

Content Description

子どもから大人まで一緒に読める、「原子力」についての必読書。原子のしくみから原子力の歴史、原爆の恐るべき威力、そして原子力発電の技術までを詳しく解説。修学旅行や社会見学の準備、調べ学習などにも最適。

【著者紹介】
舘野淳 : 1937年、旧奉天市生まれ。工学博士。東京大学工学部応用化学科卒業。日本原子力研究所研究員を経て、1997年から中央大学教授。日本科学者会議原子力問題研究委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 肉尊

    広島の平和記念資料館で購入した一冊。原子力発電の仕組みを図解を用いて非常にわかりやすく解説してくれている。ウラン1gから平均的な家庭の2年2か月分にも相当する電力が得られるなど、二酸化炭素を排出しない未来の新エネルギーとして注目されてきた原発だが、その安全神話が福島第一原発事故で見直されることとなった。本書は広島や長崎の惨状、核開発の歩みや核軍縮条約なども記載されており、多角的に考察することができる。先日、六ヶ所村の再処理施設の延長が報じられたが、エネルギー問題を自分事として捉え、学ぶ必要があると感じた。

  • ステビア

    最初の一冊。小中学生でも読める。

  • さきたまおおはし

    大飯原発再稼動し、積読本を手にしました。中立の立場を取っており、危険性についても触れている。児童書だが、入門編として大人が読んでもいい。原発の仕組み、利点、危険性、歴史、現状…端的によくまとまっている。3・11後改訂版。オススメ。

  • ハシ

    この本は、子どもにどのように今の原発問題を伝えるか、迷いに迷い、原子・元素といった基礎から一緒に学びその上で原子力について知ってもらうため、まず私が手に取った。完全中立というわけではないが、震災より前に書かれた本だけに比較的中立的な立場から、基礎から様々な発電の仕組み、原子力発電のメリット・デメリットまで書かれている。また、広島・長崎の原子爆弾のことにも触れられている。放射性物質の体への影響についての部分は、著者の専門外であるせいか、今一つ薄い気もするが、子どもに読ませるに十分参考になる図書だと思った。

  • Mitz

    原子の仕組みから原子力の歴史、原爆や原子力発電まで、基礎の基礎がまとめられた本。図や写真が多く、文も平易なため、子どもから大人まで親しめる内容。エネルギーの問題は、資源の無い日本にとっては避けて通れないこと。また、日本は世界で唯一の被爆国。正しく考え、正しく恐れるために、お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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