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哲学的な何か、あと数学とか 二見文庫

飲茶

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784576180151
ISBN 10 : 4576180150
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
飲茶 ,  

Content Description

フェルマーの最終定理という難攻不落な難問。それに取り組む学徒たちの姿を通して人間が生きる意味を探るテキスト。

目次 : 1章 悪魔的超難問―フェルマーの最終定理(偉大なるアマチュア数学者フェルマー/ 盲目の数学者オイラー/ ソフィーの冒険/ ラメとコーシーの戦い/ クンマーの指摘)/ 2章 未解決問題という名の悪魔(ヴォルフスケール賞/ 証明ブーム到来/ 悪魔に魅入られた男)/ 3章 数学の構造と限界(数学王ガウスとボヤイ親子/ ヒルベルト・プログラム/ ゲーデルの不完全性定理)/ 4章 図書館から始まる物語(谷山=志村予想/ 謎の数学者ブルバキ/ ラングランズ・プログラム/ フライの楕円方程式)/ 5章 屋根裏の大いなる挑戦(アンドリュー・ワイルズ/ 谷山=志村予想の証明に挑む/ 世紀の発表/ ワイルズの苦悩)

【著者紹介】
飲茶 : 北国生まれ。東北大学大学院卒。会社経営者。哲学、科学、数学などの学問をわかりやすく解説する本を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」を彷彿させますが、「哲学史」ならぬ「数学史」を交えて分かり易く教えてくれるので読んでいてとても楽しいです。「リーマン予想」、「ホッジ予想」、「バーチ・スウィンナートン=ダイア―予想」などもっかい勉強し直してみたい気になりますが、是非飲茶さんが本書いてくれないかと思ったりもしますwww。

  • やいっち

    後書より:「フェルマーの最終定理という難攻不落な難問。 それに取り組む学徒たちの姿を通して人間が生きる意味を探るテキスト。 (中略) 数学がいかにロマンに満ちあふれた学問であるか、その一端を少しでも」。数式なし。数式や公式、定理といった出来あいの結果の羅列しか目にしない我々門外漢に証明に至る(至らなかった)ドラマとドキドキを追体験させてくれる。

  • 夜長月🌙新潮部

    タイトルを見ると???かもしれませんが中身は「フェルマーの最終定理の証明完成まで」です。サイモン・シンの『フェルマーの最終定理』を読んでおもしろいと思った人にはうってつけです。『フェルマー……』は証明されるまでの流れを物語風に語っていますが本書の方はもっと数字的です。数字のどの理論とどの理論がどう関連しているか大枠を感じとることができます。そこに数々の人生ドラマがありまさに一気読みでした。

  • harass

    Kindle読み放題。フィルマーの最終定理の証明を試みた数学者たちのドラマが中心。最終的に証明に成功したワイルで締める。数学はあまり知らなくても読める。数学史などでお馴染みの流れなのだろうが、一般人にはこれくらいにしとかないと手に取ってもらえないだろう。ほかの本でもあったが、個人的にこの著者の癖、個性というか合わないところが鼻ついた。お気軽に数学史を読むならぜひお勧め。

  • やまやま

    フェルマーの最終定理をめぐる数学史という主題が貫かれているが、幾何学(ガウス、ボヤイ)、数学基礎論(ヒルベルト、ゲーデル)の紹介などが挟まれている。谷山=志村=ヴェイユなどシンの評伝をかなり活用している。シンのBBCホライズン映像を改めて視聴したが、ワイルズとその周囲の雰囲気は、著者の描く姿と重なるところもあり、また異なることもあった。数学者は、真理に近づきたい、事実を知りたいという純粋な動機があり、一方、功名心や野心は数学外からのことだが、世俗にも関心がないと、発見を手中に収める動機が生まれにくい。

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