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ISBN 10 : 4480512160
Content Description
万葉の昔からはじまり、江戸時代に花開いた日本人の家飲み。当初健康のため、安眠のために飲まれていた「寝酒」は、灯火の発達とともにゆっくり夜を楽しむ「内呑み」へと変わっていく。飲まれていたのは濁酒や清酒、焼酎とみりんをあわせた「本直し」等。肴は枝豆から刺身、鍋と、現代と変わらぬ多彩さ。しかも、振り売りが発達していた江戸の町では、自分で支度しなくても、家に居ながらにして肴を入手することができた。さらに燗酒を売る振り売りまでいたため、家に熱源がなくても燗酒が楽しめた。驚くほど豊かだった日本人の家飲みの歴史を繙く。
目次 : 序章 酒は百薬の長/ 第1章 万葉集に詠まれた独り酒/ 第2章 中世の独り酒/ 第3章 晩酌のはじまり/ 第4章 明かりの灯る生活/ 第5章 灯火のもとでの外食/ 第6章 江戸庶民の夜間の暮らし/ 第7章 江戸で花開いた晩酌文化/ 第8章 晩酌の習慣が広まる/ 第9章 多彩な晩酌の肴/ 第10章 長くなった夜の生活時間
【著者紹介】
飯野亮一 : 食文化史研究家。服部栄養専門学校理事・講師。早稲田大学第二文学部英文学専攻卒業。明治大学文学部史学地理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kawa
読了日:2024/04/25
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読了日:2024/07/09
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