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「わかりやすさ」を疑え Sb新書

飯田浩司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815621735
ISBN 10 : 481562173X
Format
Books
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

陰謀論、フェイクニュースから真実を見抜け。
「安易なレッテル張り」で、見えなくなるものがある。

「円安は“国力の低下”」「就職氷河期世代は“老害”」「神宮外苑再開発は“破壊”」「首相暗殺犯は“悲劇の主人公”」――巷で「正しい」と信じられているその情報は、真実なのか? ニッポン放送の平日朝のラジオ人気ニュース番組『飯田浩司のOK!Cozy up!』キャスターが教える、ニセ情報を鵜呑みにしないための作法。

【著者紹介】
飯田浩司 : ニッポン放送アナウンサー。1981(昭和56)年神奈川県出身。横浜国立大学経営学部卒業後、ニッポン放送に入社。「ザ・ボイスそこまで言うか!」アンカーマンを経て、2018年からニュース番組「飯田浩司のOK!Cozy up!」(月〜金曜・午前6時〜)のキャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    巷で「正しい」と信じられているその情報は、真実なのか? ニッポン放送の平日朝のラジオ人気ニュース番組キャスターが教えるニセ情報を鵜呑みにしないための作法。「わかりやすく」という概念に長年とらわれてきた著者が、端折って単純化したり、対立構造、感情に訴える報じ方、二元論にしていないかと警鐘を鳴らす内容で、東京都知事選や放射能問題、コロナ禍、就職氷河期世代の扱いなど、具体的なニュースから見る一貫性のなさや心情に寄り添うだけの報道、批判のための批判などの考察を読むと、やはりわかりやすければいいではないんですよね。

  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    朝のラジオ番組のアナウンサーだが中立の立場には定評あり。あまり使いたくない言葉だが「是々非々」である。経済や安全保障、災害被災地、多岐に渡り解説をしてくれている。ややもすれば「政府寄り」と批判を受けかねないがこの著書を読めば誤解を解くことができる。例えば尖閣諸島付近で中国がブイを浮かべた問題がある。政府は沈黙を貫き、報道や世間の多くは「腰抜け、親中」と批判した。もしも何も考えずにブイを撤去すれば中国のトラップに掛かることになる。安全保障に疎い私でも理解できた。難しいことは抜きにして地に足が着いた著書である

  • テト

    ラジオという報道の現場で感じている世の中の動きについての見方のひとつを提示している。報道で伝えていることが本当に正しいのか、わかりやすさを求める世相の中で歪められている仕組みについて、日本の特性を含む視点を挙げている。特定の人だけがよくなる社会ではなく、皆がよくなる社会をつくるのが政治だが、常にそれぞれが情報を確かめて感じて考えていかなければいけない時代なのかもしれない。

  • ほんメモ(S.U.)

    災害、事件、政治問題などの具体的なニュースについて、日本国内で一般的に世間に認識されていることと、実際に現場に取材に赴いて直接目の当たりにしたこととは、異なっていることが多い---そんなニュース取材の経験が語られている一冊でした。タイトルから想像していた内容(わかりやすいニュースばかりがもてはやされることで社会にもたらす悪影響について)に関する記述は少なかったかな、と思いますが、個人的に勝手にそのような事を色々と考えながら読み進めていた感じでした。何がファクトで何がフェイクか、見極める目を養いたいです。

  • templecity

    ニッポン放送アナウンサーの著者。野党は反対の為の反対をすることが多い。中国との対応も原則を曲げず主張することが肝要。

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