Product Details
ISBN 10 : 4140912677
Content Description
一八七三年、ベルリンを訪れた岩倉具視らに対してビスマルクは「国際法などあてにならぬ、大国は無視できるのだから」と悔しさを吐露した。その背景には何があったのか―本書は、その直前、プロイセンが圧勝したと記憶されている“普仏戦争”の裏で、ビスマルクが遠く離れた米国に対し海軍力の不足を補うための交渉を仕掛け続けていたことを、史料をつないで読み解きながら明らかにしていく。明治政府を巻き込む地球規模の戦いとなった「独仏戦争」の知られざる一面を明らかにした、新発見の近代史!
目次 : 第1章 普仏対立へ―ルクセンブルクをめぐる戦争の危機/ 第2章 米国への打診/ 第3章 独仏開戦とフランス海軍への対応/ 第4章 北ドイツ沿岸の戦況/ 第5章 極東への影響/ 第6章 パリ宣言への幻滅とフランスへの反撃/ 終章 海からみたビスマルク外交
【著者紹介】
飯田洋介 : 1977年、茨城県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、岡山大学准教授。専門はドイツ近現代史、近代国際政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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skunk_c
読了日:2021/02/07
パトラッシュ
読了日:2021/03/02
MUNEKAZ
読了日:2021/02/09
nagoyan
読了日:2021/01/27
ピオリーヌ
読了日:2022/02/02
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