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ISBN 10 : 4826504187
Content Description
現存した廻游型セブリサンカ「オタカラシュウ」の老人からの豊富な聞き採り報告と、それを裏付ける考古学的調査を駆使した「セブリバ」検証により、未知なる「サンカ」像が、鮮やかに浮かび上がる。
目次 : 考察―1・セブリバからの考察/ 考察―2・物質文化からの考察・情報A類品の解析/ 考察―3・フィールドからの考察/ 考察―4・さんか・ぽん・おげの三次元/ 「三角サンカ学」を検証する/ サンカの人々の共有文化の検証―武蔵サンカ・松島兄妹による尾張サンカ資料の解説/ 母、飯尾ヒロのサンカ回想―自筆記録と聞き書き/ サンカ異称に見られるカッパ類名―飛騨川水系における最後の「セブリサンカ」/ ある在地型竹細工師の行商時持ち歩き道具/ 泥棒の道具〔ほか〕
【著者紹介】
飯尾恭之 : 1946年生まれ。名古屋考古学会設立同人。濃尾考古学研究会主幹。歴史民俗学研究会理事。日本民具学会、静岡県考古学会などに属す。名古屋を中心とした考古学研究で活躍すると同時に、1970年頃より考古学的手法を民俗学分野に実践的に活用しはじめる。その一つとして、既存の方法論にとらわれない「サンカ」研究・調査を行い、注目を集める。精力的な文献研究と並行して現在も現場調査とフィールドワークは継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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