Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• はつばあば

  読了日：2025/03/15

  母親と営んでいた定食屋が火を出したと責められているところに侯爵家の跡取りであり陰陽師の青年であり陰陽師の青年が契約結婚話を持ち出す。侯爵家の跡取りがそんな軽い気持ちで契約結婚？。いやいや庶民にはわからん苦悩がおありのようで・・・。有難い事にこの娘の作る料理が魔を払うようで、いつの間にか二人は好い関係を築いていくのですが侯爵家の元主人がなんだか悪い方に傾いているようで・・心配の種が。妖モノ、久しぶりに楽しませてもらいました

• よっしー

  読了日：2024/10/22

  タイトルが気になって手に取りました。天涯孤独の身、かつ営業していた定食屋が焼失した上、周囲の被害も甚大という危機的状況。そこを救った陰陽師の青年と契約結婚して、少しずつ距離を縮めていくお話でした。登場人物はそれ程多くありませんでしたが、個性豊かだと感じる面々な上、日々も日常の延長線上という感じでゆっくりと時間が流れている感覚で楽しく読了しました。

• なみ

  読了日：2024/01/16

  母を亡くし、営んでいた定食屋も家事で失った多恵は、名家の当主である鷹乃宮聖に救われる。 鷹乃宮家の契約嫁となった多恵は、料理を頑張りながら、妖関連の事件にも関わるようになって──。 第二章が良かったです。 辻斬りの捜査依頼と、子どもの声が聞こえる地蔵。様々な事柄がつながっていく切ない結末が印象的でした。 契約結婚から始まった多恵と聖の距離も、物語が進むにつれて、どんどん近づいていきます。 お互いが大切な存在になった2人がとても尊かった！

• はなりん

  読了日：2025/10/11

  母が亡くなり、天涯孤独の多恵は母が残してくれた定食屋を営んでいたが、妖による火事に巻き込まれ何もかも無くしてしまう。妖事案を扱う軍の部隊に所属する聖と出会い契約結婚するところから始まる。聖は父が失踪し侯爵を継いでいるが、代々妖刀も引き継いでおり、妖が切れるが瘴気が蓄積され一杯になると主人を乗っ取る恐ろしい妖刀で。多恵の作る料理が瘴気を祓える事がわかり、妖刀に対する対処もできそう。なんとも都合の良い組み合わせです。失踪していた父が何をしようとしているのか不気味。

• お咲さん

  読了日：2024/07/15

  タイトルが気になって読んだ本。正直、ツッコミどころが多すぎて、読む手が止まるところが多かった。契約結婚×恋愛×あやかし×グルメ×明治大正ものと盛りだくさんなので、時代考証とかまったく気にならない人向け。グルメも読んだ人が作れるように苦心して書いてあるのはいいけれど、本当に作ってみたのかなあ？と無理があるよなと思ってしまった。そういう細かいことが気にならずに、ぼやっと楽しむのがキャラ文芸なんだなあ。契約結婚にいたるまでの過程がもう少しバックボーンがあると恋愛ものとして唐突感がなかった気がする

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