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ルポ 日本異界地図 行ってはいけない!? タブー地帯33選

風来堂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909979551
ISBN 10 : 4909979557
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

松代大本営、アブチラガマ、新宿ゴールデン街、飛田新地、福島第一原発、香川・豊島、軍艦島、成田空港、東京・山谷、釜ヶ崎、長島愛生園etc.…「禁断」の土地の歴史と真実に迫る旅。“聖と俗”の境界線上に生きる人々が、重い口を開く…。2万字インタビュー、宮台真司氏―“異界”は、なぜ存在し、なぜ必要とされるのか?

目次 : 特別インタビュー “異界”は、なぜ存在し、なぜ必要とされるのか?(前篇)宮台真司/ 第1章 戦争、闇市/ 第2章 色街/ 第3章 産業、交通/ 第4章 ドヤ街/ 第5章 隔離施設/ 第6章 自然/ 特別インタビュー “異界”は、なぜ存在し、なぜ必要とされるのか?(後篇)宮台真司

【著者紹介】
宮台真司 : 1959年宮城県生まれ。社会学者、映画評論家。東京都立大学教授。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる

生駒明 : 1973年愛知県生まれ。新潟大学人文学部卒業。ペンネームはイコマ師匠。風俗情報誌『俺の旅』シリーズ元編集長。全国の歓楽街を完全踏破。現在はフリーの編集記者として活動中

橋本明 : 1961年静岡県生まれ。愛知県立大学教育福祉学部教授。専門は精神医療史

深笛義也 : 1959年東京都生まれ。10代後半から20代後半まで現地に居住するなどして成田空港反対闘争を支援した

渡辺拓也 : 1979年山口県生まれ。大阪公立大学UCRC、社会理論・動態研究所研究員。博士(文学)。大阪城公園よろず相談のメンバーとして野宿者支援にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    異界の解釈に異議あり・・・・・

  • nonpono

    旅の前には予習はするが、がちがちにはしない。余白がない旅なんて、つまらないじゃない。あとの方が余韻とともに、より知りたくなる。わたしのなかの「なぜ?」が発酵していくから。昨年、久しぶりにアメ横を歩いたが、名前の由来は戦後、芋を煮詰めた芋飴を売っていたのですね。わたしの祖父もマカロニを売っていたらしい。そして、米軍からの物資が横流しされ、「アメリカ横丁」。また、風営法で対面で飲むのが「接待」にみなされるのは、東京オリンピックでの規制なんだ。街の歴史や栄華を読みながら美味しいお酒が進んじゃうな。おかわり 笑。

  • 鷺@みんさー

    表紙はいかにもなB級スポットコンビニカストリ本、オカルトや都市伝説で手垢の付きまくったアレコレを適当に焼き直しした内容かに思えますが、違います。所謂ダークツーリズム、日本の歴史の中で必然的に生まれ、そして消えていった地や風俗、災害の爪痕などを真面目に書いた本です。ただ、ハッキリ言って面白くない。ていうか読み終えて疲れた。一番の原因はミヤダイだと思いますが(2ページくらいで飛ばした)。別に興味本位たれとは言わないし、これはこれで在り方としてアリなんだけど、内容がどれも中途半端に薄くて要点を絞れてない気がする

  • Akki

    異界にも日常が存在している(いた)。歴史ってそういうものだ。当たり前といえば当たり前なのだが、私たちはどうしても“今”に囚われやすくて、すぐにそういうことを忘れる。龍が如くシリーズとかプレイすると、異界の一部を受け入れやすくなるんじゃないかなぁと、読みながら度々思った。

  • ドラマチックガス

    タイトルや装丁はコンビニオカルト本っぽいけれど、中身は硬派。原発関係やドヤ街、成田空港の説明はとても勉強になった。もっと写真がほしかったところ。宮台真司の論考も興味深い。「異界」がなくなっていく過程と意味の社会学的考察。法治によって異界の機能が失われていく過程はとても面白いが、その一方で異界は多くの問題を解決しつつ多くの問題を生んでいたことも確かで、僕には「異界が生んでいた問題」が解決されたことのほうが意義深く見えてしまう。僕自身、なんだかんだで近代主義者なんだと痛感した。

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