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たまごのカ-ラ

風木一人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338180061
ISBN 10 : 4338180064
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

卵のカラが割れトカゲの子が生まれた。「おめでとう」とカラは声をかけたのに、トカゲの子は行ってしまった。カラは怒った。グラグラゆれてプンプン怒ると、足がはえ、手がはえ、自分で動けるようになった…。

【著者紹介】
風木一人 : 1968年生まれ

あべ弘士 : 1948年、北海道旭川市生まれ。1972年から25年間、旭川市旭山動物園の飼育係を務める。ゴリラ、アジアゾウ、サル、スカンクなど、さまざまな動物とつきあう。『あらしのよるに』(講談社)で、講談社出版文化賞、産経児童出版JR賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    再読。たまごの中に入っていたのはトカゲ。トカゲがいなくなっちゃうとゴミ扱いされたカラはただのカラではなくなり、手足が生えたカーラになり、歌いながら旅に出る。

  • gerBera.m

    うーん。文字がが多いので、4歳ぐらいからかなあ。腹が立つことをいう敵に対する対処が、蟹に対しては少し残酷。いいはなしなのにそこがもったいない。

  • 遠い日

    なんとも気風のいい、卵のカーラ。カラ(殻)ではない。自立した生き物になって、世界を経巡る。守ってきた自分に見向きもせず、行ってしまったトカゲの子への諸々の思い断ち切って、自分は自分と自信をもって生き始めた。あくまでも前向きに、ポジティブに、突き進む。子どもと自分の距離を考えるとき、これくらいスカッと割りきれたら、自分のための人生をよりよく生きられるなぁと思う。

  • 刹那

    からは殻でもカーラは足もうでもあります!

  • 龍馬

    本を読みながら、ふと、子離れ親離れの親の心境の淋しさが浮かびました。まだまだ我が家には先のことですが、わが子が成長し親離れをするときがくるだろう。反抗したり、わが子の思いが理解できないときもあるだろう。でも、SОSを発信しているのに気付き助けてあげれる親でありたいなーと思います。

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