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村上春樹短篇再読

風丸良彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622072904
ISBN 10 : 4622072904
Format
Books
Release Date
April/2007
Japan

Content Description

村上春樹の短篇小説15作品と、彼が翻訳したアメリカ短篇小説3本を採り上げ、春樹ファンに向けてラディカルに語る。世界のムラカミを耽読する、普通の読み方では飽き足らないハルキリーダーに打ってつけの1冊。

【著者紹介】
風丸良彦 : 1958年、東京都新宿区に生まれる。上智大学外国語学部卒業。文芸評論家。盛岡大学文学部准教授、岩手大学・東海大学非常勤講師。専門は現代アメリカ文学。著書に『カーヴァーが死んだことなんてだあれも知らなかった―極小主義者たちの午後』(講談社、1992年。表題作で第33回群像新人文学賞“評論部門”優秀賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 林 一歩

    可もなく不可もなし。東京綺譚集のメタフィクションに係る考察はGJ。

  • 抹茶モナカ

    図書館から借りた。みすず書房だなぁ、と思った。自力では買えないけど、みすず書房の本は良い。

  • KASAO

    大学の講義を思わせるような、村上春樹の短編読解本。といっても、専門的な小説の形式と組み合わせた方法論が展開されるので、納得できるかは個人差があると思います。個人的には「沈黙」と「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」の考察が面白かった。主人公が別のキャラクターの話を聞くことで、読者にフィクションをノンフィクションのように錯覚させること、小説を読む時間をそのまま映画の進行時間に置き換える試みなど、小説という媒体の可能性を感じさせられました。

  • 奥山 有為

    自分では読み解けないしなんか分かんないけど大好きっていうファンに取っては、わかりやすくて、また適度に文学的な内容も解説つきで出てきて満足です!

  • あつもり

    再読。村上春樹の短篇の一節が抜粋されて、その後に解説、評論が続くというスタイル。抜粋部分を読むだけで村上春樹の短篇をまた読みたくなります。評論はなるほど、と思うところもあるし、そうかな、と首を傾げるところもありましたが、オリジナルの短篇を再読したくなるという点で、成功のような気がします。 装丁もみすず書房らしく、落ち着いていてかっこいいです。

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