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タスキメシ 箱根 小学館文庫

額賀澪

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094071948
ISBN 10 : 4094071946
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

大学卒業後、管理栄養士として働いていた眞家早馬は、弱小・紫峰大学駅伝部のスタッフとして部員たちと箱根駅伝初出場を目指すことになる。高校、大学時代ともに怪我から思うような成績を残せなかった早馬。数々の挫折経験者として部員たちに寄り添う。当初は早馬に反発していた部長・千早ら部員の心も徐々にひとつなり…。部員たちの熱い願い、そして早馬が見つけた新たな夢は、果たして叶うのか―?リアルで緊迫した箱根駅伝本戦シーン、巧みな心理描写。文句なしに面白い、傑作スポーツ小説、待望の文庫化!解説は選手としても監督としても箱根駅伝を経験した、弘山勉監督です。

【著者紹介】
額賀澪 : 1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。2015年に『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を、『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を受賞しデビュー。2016年、『タスキメシ』が第62回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    ハードカバーで初めて読んだトキも中盤からラストまで涙が止まりませんでしたが、やはり今回も涙がノンストップでした。前作からは登場人物が限られ、「助川」&「都」がほとんど出てこないのが残念でしたが、「藤宮」の役回り、素晴らしかったですね。まさかまさか、彼にこんなおいしいシチュエーションを残しておくとは。ちょいちょい登場する弟「春馬」との距離感もいい感じになっていて、指導者としてスタートをきった「早馬」のこれからが非常に楽しみです。やっぱり『箱根駅伝』モノは涙が止まらず、胸がアツくなり、本当に素晴らしいですね。

  • きむこ

    再読。気がつけば2年連続でこの作品が一年の締めくくりになりました。お正月が近づくと無性に読みたくなる本。(以前は『風が強く吹いている』だった)『箱根はデカすぎる』という言葉が何度か出てくる。箱根駅伝は『大学生の地方の一競技会』にもかかわらず、正月に2日間も日本の大動脈を閉鎖するというとんでもないことを可能にした大会で日本中が釘付けになる。怪我に泣かされ続けた競技人生を送った早馬の『管理栄養士兼コーチアシスタント』としての箱根への挑戦。何度読んでも涙😭さぁ今年も箱根が始まる!

  • きむこ

    待ちに待った文庫本が出たので再読。このシリーズは額賀さんの作品で1番好き!特に前作よりこの箱根編が1番好き♡単行本の感想でも書いたけれど私は主人公の早馬がとても好き。故障と挫折の陸上競技人生で、いっぱい涙を流して悔しい想いをして、まだ完全には吹っ切れていない人間臭さが好き。そしていつも最後は号泣。オリンピックが延期になった事によって、エピローグが大幅に書き直されたこの文庫本。あーそうなるんだ。続編がめちゃんこ楽しみになりました♡★5

  • はつばあば

    数々の挫折を経験した早馬の「努力は人を裏切るよ。ここぞと言う時に裏切るよ。」作者さんもそんな経験があったのかと思うくらい心に響きました。箱根駅伝、TV中継でしか見た事ないですが襷を繋ぐって大変なことなんですね。シード校でいられるってことも。早馬の栄養管理士としての仕事もコーチとしての仕事も素晴らしいです。いっぱいの挫折を知っているから優しくもなれる。最後の方はもうウルウルでしたよ。年が明けたら箱根駅伝も、以前読んだ関東学生連合とはまた別の、襷にかける想いを味わってTV桟敷で応援させてもらおう

  • カブ

    前作に引き続き、舞台は箱根駅伝。食べることと走ること、予選会を勝ち抜いて本線に出場するだけでも大変なのに、シードをとる!なんてでっかい目標だ。駅伝の話って本当に面白くて、大好き!

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