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草地と日本人 増補版 縄文人からつづく草地利用と生態系

須賀丈

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806715764
ISBN 10 : 480671576X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

縄文から火入れ・放牧・草刈りなどによって利用・管理・維持されてきた半自然草地・草原の生態系、日本列島の土壌の形成、自然景観の変遷を、絵画・文書・考古学の最新知見、フィールド調査をもとに、草地研究の第一人者が明らかにする。7年ぶりの増補版。

目次 : 第1章 日本列島の半自然草原―ひとが維持した氷期の遺産(明治から昭和初期の草原の記憶と今/ 日本の草原の減少と草原性生物の危機/ 日本列島・北東アジアの植生分布と人間活動 ほか)/ 第2章 草原とひとびとの営みの歴史―堆積物と史料からひもとかれる「眺めのよかった」日本列島(環境変動と花粉分析から復元された植生の変遷/ 最終氷期最盛期の植生/ 完新世の植生 ほか)/ 第3章 畦の上の草原―里草地(最も身近な草地―子どもの遊び場だった畦/ 畦上の半自然草地―里草地/ 水田と里草地、そこに暮らす植物の歴史 ほか)

【著者紹介】
須賀丈 : 1965年大阪府生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。現在、長野県環境保全研究所主任研究員。専門は昆虫生態学、保全生物学

岡本透 : 1969年山口県生まれ。東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻卒業。現在、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所グループ長

丑丸敦史 : 1970年群馬県生まれ。京都大学理学研究科修了学位取得。京都大学生態学研究センターCOE特別研究員、総合地球環境学研究所非常勤研究員を経て、神戸大学人間発達環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぴょんpyon

    半自然植生=野火・放牧・刈り取りといった人間活動が意図的に作り出した環境、を対象に、歴史や人との関わり、生態学的な面を論じる。人為的に作られた環境と聞くとどうしてもネガティブな印象を受け、「なくなってもよいのでは」と感じてしまうが、本書を読んで、そういった草地(草甸)が1万年にわたって維持されてきたことを知って思い直した。歴史の部分などは不慣れな内容でもあり、難しく感じたが、草地生態系の特別さと重要さを十分に理解することができた。

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