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ISBN 10 : 480671576X
Content Description
縄文から火入れ・放牧・草刈りなどによって利用・管理・維持されてきた半自然草地・草原の生態系、日本列島の土壌の形成、自然景観の変遷を、絵画・文書・考古学の最新知見、フィールド調査をもとに、草地研究の第一人者が明らかにする。7年ぶりの増補版。
目次 : 第1章 日本列島の半自然草原―ひとが維持した氷期の遺産(明治から昭和初期の草原の記憶と今/ 日本の草原の減少と草原性生物の危機/ 日本列島・北東アジアの植生分布と人間活動 ほか)/ 第2章 草原とひとびとの営みの歴史―堆積物と史料からひもとかれる「眺めのよかった」日本列島(環境変動と花粉分析から復元された植生の変遷/ 最終氷期最盛期の植生/ 完新世の植生 ほか)/ 第3章 畦の上の草原―里草地(最も身近な草地―子どもの遊び場だった畦/ 畦上の半自然草地―里草地/ 水田と里草地、そこに暮らす植物の歴史 ほか)
【著者紹介】
須賀丈 : 1965年大阪府生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。現在、長野県環境保全研究所主任研究員。専門は昆虫生態学、保全生物学
岡本透 : 1969年山口県生まれ。東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻卒業。現在、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所グループ長
丑丸敦史 : 1970年群馬県生まれ。京都大学理学研究科修了学位取得。京都大学生態学研究センターCOE特別研究員、総合地球環境学研究所非常勤研究員を経て、神戸大学人間発達環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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