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サイズとリサイクルの生物学 ブルーバックス

須藤斎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065138502
ISBN 10 : 4065138507
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
須藤斎 ,  

Content Description

海の微生物が解き明かす「生命史」のミステリーとは? 気鋭の若手学者が大胆に描き出す、体の大小と生殖頻度からみた進化のドラマ!

【著者紹介】
須藤斎 : 1976年生まれ。筑波大学第一学群自然学類卒業。同大学大学院地球科学研究科博士課程修了。博士(理学)。現在、名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻准教授。微化石のひとつである珪藻化石の調査・分類によって、過去の地球環境の復元と未来予測に取り組む。著書に、『0.1ミリのタイムマシン』(くもん出版。2009年産経児童出版文化賞大賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    このような地道な研究によって、気候変動などがプランクトンへの影響を及ぼし、さらにそれが生物などの進化にどのような影響を与えてきているのかを理解できるような気がします。私はこの分野については素人ですが興味はかなり持っています。三方五湖の話もこのブルーバックスで読んで参考になりました。

  • やいっち

    再読。4年程前に読んだばかり。妙に海に牽かれて関連する本を立て続けに。つくづく海は今も謎と未知に満ちてる。

  • やいっち

    実に地道な研究。どんな研究成果があるか分からないままに、テーマにしてしまった。幸いにして、一定の成果を得た。時代のキーワードである共進化。生物同士だけじゃなく、環境と相関しての進化。  ただし、著者も強調しているように、まだ仮説の段階である。

  • トムトム

    よ!名探偵!顕微鏡サイズの珪藻類が海生生物の進化に大きな影響を与えていた(かも)。非常に興味深い仮説でした。今後もどうなっていくのか、追いかけたいと思います。やっぱり何かを発見するには、目が大切です。理屈をこねまわすだけでなく、対象を観察し続けて初めてピッカーん!と研究者ハイが訪れると思います。著者さんはバイク乗りだったそうですが、バイク・自転車・ジョギングなどしてると結構色々ひらめきます。頭の中が整理整頓されるのかなぁ?

  • おせきはん

    生物の進化とプランクトンとの関係を明らかにしようとする著者の壮大な学説を楽しめました。光合成の行いやすさと効率のよい栄養塩の摂取方法を追求した結果、植物プランクトンが小型化して海面付近に留まるようになったのも興味深いですし、そのことが、植物プランクトンを食べる生物や、それを食べる生物の生き方も変えてしまうというのも、よく考えてみればもっともな面もありますが、すごいことだと思いました。

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