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量子アニーリングの基礎 基本法則から読み解く物理学最前線

須藤彰三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784320035386
ISBN 10 : 4320035380
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 量子アニーリングとはいったい何か/ イジング模型と組み合わせ最適化問題/ 2状態系の量子力学/ 横磁場イジング模型と量子相転移/ 断熱時間発展の条件/ 量子相転移の次数とエネルギーギャップの関係/ 収束条件/ 量子ゲート模型との等価性/ 量子アニーリングのシミュレーション/ 機械学習との関わり/ 量子アニーリングマシンのベンチマーク/ 付録A 統計力学の処方箋/ 付録B D−Waveマシンの利用法

【著者紹介】
西森秀稔 : 1982年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。1984年東京工業大学理学部助手。1990年東京工業大学理学部助教授。1996年東京工業大学理学部(2016年より理学院)教授。受賞歴:1990年日本IBM科学賞、2001年英国物理学会フェロー、2006年仁科記念賞、2014年第13回日本イノベーター大賞

大関真之 : 2008年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。2010年京都大学大学院情報学研究科助教。2016年東北大学大学院情報科学研究科応用情報科学専攻、准教授。受賞歴:第6回日本物理学会若手奨励賞(領域11)、平成28年度文部科学大臣表彰若手科学者賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    薄い本だから、さくさく読めるかと思ったら、ごつごつ突き当たることが多かった。量子力学がわかっていることが前提で、なおかつ、量子力学を研究している人たちの常識の上に書いているため、量子力学以外の専門分野の人には飛び飛びに感じることがあちこちに散見されるかもしれない。

  • Haruki

    1998年の著者の論文、また2011年D-Wave発表以降、大きな発展を遂げており、組み合わせ最適化問題などで古典コンピュータよりも早く解を与えられることもあることが示されている。解きたい問題のパラメータを2値多変数のイジングモデルに落とし込み、論理キュービットから隣接2物理キュービットへと埋め込みモデルを使ってハードで演算できる状態にする。アニーリング時間、エネルギーギャップに依存するが断熱条件を満たして時間発展計算することで、最適解となる係数に終着させる。量子加速は議論中の話題で深堀りしたい。

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