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暴力団と企業 宝島社新書

須田慎一郎

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784796698658
ISBN 10 : 4796698655
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan

Customer Reviews

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タイトル通り、暴力団は暴力団でも、経済ヤ...

投稿日:2021/04/16 (金)

タイトル通り、暴力団は暴力団でも、経済ヤクザと言われる物について書かれている。 実に根深い問題。 巨額詐欺事件なども描かれており、バブル崩壊や、金融ビッグバンで、事件は減ったとは思うが、現在でも時々、関係を聴く事件は起きる。 警察にも触れており、警察の再就職先(暴力団と持ちつ持たれつで来たわけで)も書かれる。 こういう本は、定期的に出してほしい。

ダム さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 緋莢

    図書館本。2011年10月、全国で「暴力団排除条例」(暴排条例)が施行。<本書では、暴力団が企業に浸食する手口の 変遷と、それを規制しては出し抜かれてきた当局の失敗の歴史を振り返りつつ、「暴力団リスク」の実態を解明していきます>、と「はじめに」に書かれています。暴力団が企業に浸食するだけでなく、銀行がバブル期の地上げ等で暴力団を利用していたということもあったそうですが、その後に支店長や副支店長が射殺された事件があったという事もみると、代償はあまりにも大きかった気がします(続く

  • Honey

    虎ノ門ニュースやニュース女子でお馴染みの須田さんの本。 企業経営者が、それと知らずに暴力団や反社勢力に関わってしまう危険性の注意喚起の内容ですが、一般人もこういう裏の社会構造があること、知っておいた方がいいのだな、と。 暴力団の変遷も、日本や世界の社会情勢全般と大きな流れは連動…と知れば、いろいろ頷けることしきり。 「国民への司法サービスの提供」が目的の1つであった司法制度改革で、弁護士の大量生産。その結果、弁護士の就職難→危ない系の仕事を引き受ける不良法律家の増加、という構造問題はなんとかしないと!

  • Teruhiro Hori

    暴力団といえば溝口敦氏ではあるが、入門書としてはこちらが最適かも。主に経済的な部分を書いてあるが、ゴロツキは「シノギ」こそ全て。実態に少しでも触れた人間は、それを如実に知る。義理だの人情だの、んな真っ当な道貫けないからこそ「汚れ」になる訳。第5章の現況を見ると、今後ともわっちらが先進国面したいのであれば、少なくともオモテ世界からは連中を排除しなければならないことが、よく分かる。ただ福岡で進行中の民間への威嚇暴力。なぜ一人も警察はパクれないのだ??どうにも腑に落ちない。

  • お惣菜パン

    ★★「暴排条例」なるものをこの本で知る。「暴対法」で知識が止まっていた。「暴排条例で一般人が罪に問われる時代」を私たちはどう生きるのだろうか?

  • CTC

    下品な帯、、宝島だしな、と思いつつ目次を見てつい購入。新しい切り口で情報がよく整理されている良書。ブルーグループの強みとか、反社の手口とか、弁護士最新事情、警察天下りの実態など、著者ならではの視点と情報網が活かされている。須田さんは大注目だな。 しかし考えてみればこの会社は『憚りながら』『鎮魂』『いびつな絆』と弩級の読み物を実現した、このジャンルではいま最も期待の会社なんだった(笑)。子会社である洋泉社がこのジャンルをやらなくなってからの、彼らのこの一環した仕事は偶然じゃないよね。今後にも期待。

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