Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 可兒

  読了日：2012/10/21

  三・一事件について、日本側から論じた本。文語体だが字が大きくて読みやすい（一部活字がずれたり傾いているのはご愛嬌）。寺内総督の武断統治に対する批判、天道教・キリスト教聖職者による扇動疑惑、ウィルソン米大統領やアメリカ人宣教師に対する不信、朝鮮人差別の撤廃と数十年スパンでの両民族融和論、などが新鮮だった。「正義人道は假面の怪物」「國際の公法は大砲の前には空法」「各種の報道は極めて疑ひを容るるの點有り」あたりは色々な意味で名言だと思う

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