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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 双葉文庫

青柳碧人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575525922
ISBN 10 : 4575525928
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきん。その途中でいろいろな事件に遭遇します。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載!こんなミステリがあったのか、と興奮すること間違いなし。全編を通した“大きな謎”も隠されていて、わくわく・ドキドキが止まりません!『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の著者による世界の童話をベースにした連作短編ミステリ!

【著者紹介】
青柳碧人 : 1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。19年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    『シンデレラ』『ヘンゼルとグレーテル』『眠れる森の美女』『マッチ売りの少女』と言った、女の子寄りの童話を拡張した短篇連作4篇。それに探偵役の『赤ずきんちゃん』もですね。『眠れる森の美女』については、オリジナルストーリーを知らないままでしたけど(´๑•_•๑)それにストーリーも複雑だったかも。オリジナルキャラは随分と崩壊しちゃいますね。それに倫理観も( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)大丈夫カシラ。最終話が良いですね。そこに至る布石が、前の章のエピソードに含まれているのも楽しいですね。

  • イアン

    ★★★★★★★☆☆☆日本昔話に続き、西洋童話をモチーフにしたパロディー・ミステリ。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠れる森の美女」「マッチ売りの少女」の世界の中で発生する殺人などの犯罪を、偶然居合わせた赤ずきんちゃんが推理し、解決に導いていく。清廉潔白だったヒロインたちがどす黒く変色していく過程がエグい。一部で魔法の存在を前提とする特殊設定モノだが、原作童話を把握した上で読んだ方がより衝撃的かもしれない。これだけの推理力と行動力のある方を「ちゃん付け」では失礼なので、明日から赤ずきん氏と呼びます。

  • ミュポトワ@猫mode

    俺個人としては、前作よりも今作のほうが好みです。前作は、各お話が独立していましたが、こちらは連作の小説になっています。探偵役はもちろん、表紙で虫眼鏡を持っている赤ずきんちゃんですね。みんなが知っている童話を元にした、大変面白いミステリーで、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。ただ、一つ残念なのは最後のお話が難解すぎることかなって。ちょっと俺には意味が分かりませんでした。他のお話は単純明快に推理してくれるので、ミステリーをあまり読まない俺にも楽しめましたが、最後はちょっと難しかったな…そこだけ、残念…

  • 麦ちゃんの下僕

    オーディオブック+文庫本での再読。やはりインパクトの強かった部分は覚えているもので、「眠れる森の秘密たち」や「少女よ、野望のマッチを灯せ」のトリックが明らかになる部分にはニヤリとしましたし、ヘンゼルの印象の悪さはさらに強まりましたね(笑) 一方シンデレラやエレンに対しては、境遇さえ良ければ…と憐れみを感じてしまいます。ところで…“昔話シリーズ”のオーディオブックでも感じましたが、やはりこの作品も“耳読”の方がより一層楽しめるのでは?と。読み聞かせを聴く子供の感覚に戻れますからね…内容は大人向けですが(笑)

  • ALATA

    何だろう、童話版アベンジャーズ?さしずめ、赤ずきんちゃんは赤いスーツをまとったアイアンマンというところでしょうか。シンデレラ、眠れる森の美女、マッチ売りの少女とオールスターキャストによるメルヘンチックなミステリーで、青柳さんいいところに目をつけましたね。舞踏会、お菓子の家、オオカミとの会話など設定といろんな仕掛け、伏線の回収と楽しませてくれました★2※そもそも、童話では簡単に人は死ぬし、暗くなりがちだけど挿絵も手伝ってポップな仕上がり。「むかしむかし〜」も読んでみようか。

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