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赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。 双葉文庫

青柳碧人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575527858
ISBN 10 : 4575527858
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan

Content Description

大ヒット作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の第2弾が登場! ――おじさんにクッキーとワインを届ける途中、赤ずきんはピノキオの右腕を拾いました。実はピノキオ、体をばらばらにされてしまっていて、赤ずきんはそれらを集める旅に出ます。ところが、殺しの犯人として逮捕されてしまいました。赤ずきん、万事休す! 「目撃者は木偶の坊」「女たちの毒リンゴ」「ハーメルンの最終審判」「なかよし子豚の三つの密室」の4編を収録。リズミカルで読んで楽しい「幕間」も注目です。

【著者紹介】
青柳碧人 : 1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イアン

    ★★★★★★★☆☆☆西洋童話をモチーフとした赤ずきんシリーズ第2弾。ある目的で旅を続ける赤ずきん氏は、道中でピノキオの体の一部を拾う。やがて彼女の目の前にはいくつもの死体が転がり――。「白雪姫」「ハーメルンの笛吹き男」「三匹の子豚」に登場する人物の犯罪計画を、赤ずきん氏が決め台詞と共に解決していく連作短編集。推理の着眼点が面白く良質なミステリが揃うが、「嘘をつくと鼻が伸びる」というピノキオの設定を最大限活用した「なかよし子豚の三つの密室」が秀逸。前作に引き続き映像化するには、ピノキオがあまりにグロ過ぎる。

  • 星野流人

    世界の童話をモチーフにしたミステリ小説第二弾。みんなが知ってる童話が血なまぐさい殺人事件になってしまうおかしさは健在。ミステリとしては伏線もハッキリしているし、都合のいいアイテムもわんさか登場してくるので、雰囲気を楽しむ作品かもしれません。「ハーメルンの最終審判」はストーリーの結末の切なさが印象的でした。こんなに巫山戯た空気感の中でありながら、ものすごく胸に沁み入るラストシーンでした。ただ、急にお話に関わってきたシドレーヌが、結局何者だったのかがいまいちよくわかりませんでしたね……?

  • ハゲおやじ

    赤ずきんシリーズ?第二弾。前作同様に子ども頃 読んでいた童話が見事にひっくり返される様は、驚きと面白さが満載である。ピノキオの為に動き回る赤ずきんを軸に話は進む。読み手を飽きさせない構成は見事であり 最後は「めでたし めだし」という言葉が聞こえてきそうだった…って 赤ずきんのお母さんは ある意味 凄いなぁ。そうそう、前作の話もチラッと出てきて、でも 少しずづ有名になっている赤ずきんには びっくりだね。次作にも期待しちゃうなぁ。ジルってレギュラー化かな?(どうでも良いか…)

  • 殿下

    バラバラにされたピノキオの体を探す旅に出た赤ずきんが、その先々で殺人事件に巻き込まれます。こういうの得意だから、などと誰かさんに言われるまでもなく、どこか嬉しげに首を突っ込む赤ずきん。ピノキオとの掛け合いも愉しく、前作より懐が深くなった彼女は、いずれは思いつきばかりの立派なお母さんになることでしょう。

  • あっきー

    赤ずきんとおとぼけピノキオのコンビの活躍がさらっと読めました。

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