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浜村渚の計算ノ-ト

青柳碧人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062769815
ISBN 10 : 4062769816
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan

Content Description

「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日本人は予備催眠を受けており、命令次第で殺人の加害者にも被害者にもなりうるのだ。テロに対抗し警視庁が探し出したのは一人の女子中学生だった。新時代数学ミステリー。

【著者紹介】
青柳碧人 : 1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅら

    なめてたわ〜、これおもしろい!素人に分かりやすい説明で、「数学って楽しいかも」と思えちゃう。私は数学苦手だが、学生時代にこの本に出会ってたらもう少し興味持てたかも。今学校教育ってテスト・受験対策ばかりで「楽しさ」を教えてない気がする。すると子供はこんなの何の役に立つ?とか思い始めて嫌気がさす。うちの子供No.1はそんな感じ。こんなふうに楽しさを教えてくれたらやる気出るかも!「教育内容の急激な変化は、こういう形で子どもにプレッシャーをかけることもあるのだ。(略)教育は子どもたちのためのものであって欲しい。」

  • いーたん

    数学をはじめ、理系科目は苦手だったので数学に関するうんちくは面白かった。また、それに関連しての言葉遊び的な展開やオチも面白かった。 しかし、設定が無茶苦茶だなぁ。という印象のほうが大きい。当然、フィクションなので仕方ないとは分かるのですが。 ぬり絵の話とかオチが市町村合併なんで架空の市じゃないとダメなのは理解できますが、架空なので各都市の並びがイメージできないとか勿体無い。そもそも理系科目排除したら国家としての国際競争力とかなくなって少年犯罪云々以前に国力衰退しちゃうじゃん。。。

  • takaC

    イラストのナギはbirthの時より幼くなってないか?前も思ったけど、高卒まで在米だったなら「ナンバープレイス」とは言わずにきっと「Sudoku」と言うんじゃないかな、瀬島さん。たぶん。

  • まりも

    数学教育を重要視しなくなった日本に反発した数学好きが起こしたテロ事件を数学が大好きな中学生浜村渚が解決していく話。展開が安易でご都合主義な所はありますが数学と絡めるというのは個性的で面白かった。数学に詳しくない文系人間でもスラスラと読み進める事が出来るし、気軽に数学を楽しめるのが最大の魅力ですね。作品の世界観に無理があるのでそこが気にならなければイケると思います。主人公が置物状態だったのも引っかかったので次巻以降はもう少し動かしてほしい所。とりあえず今後も期待。

  • た〜

    登場人物は魅力的だし、数学を数楽に変えているところは良いのだけれど、世界観に現実味がなさすぎる。かといってSFやファンタジーのような空想世界と割り切れるほどでもない。面白いし読みやすいけれど、その分世界に入り込みきれないところがある

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