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浜村渚の計算ノート 10さつめ 講談社文庫

青柳碧人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065330951
ISBN 10 : 4065330955
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

教師30人が乗ったバスが宙吊りに!「黒い三角定規」の犯行声明を受け、捜査に向かう武藤龍之介ら対策本部のメンバーと浜村渚。しかし、彼らも罠にはまり、メタバース空間に放り込まれてしまう。そこには、天才数学者・ラマヌジャンを産んだ国、インドを思わせる不思議な世界が広がっていた。ほか3編収録。

【著者紹介】
青柳碧人 : 1980年、千葉県生まれ。早稲田大学クイズ研究会出身。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • saga

    本シリーズは「9さつめ」以降、新たな数学の知識が得られるようになり、ますます楽しみだ。本巻も古代中国の九章算術や、インドのラマヌジャンのことを知ることができた。ただ、九章算術は紙面の都合だろうか、計算の過程を詳しく説明できなかったみたい。また、ベクトルを勉強した記憶はあるが、虚数iの他に2乗すると-1になるj、kを創出したハミルトンの四元数は知らなかった。「電卓が愛を語る話」は黒い三角定規の事件ではなかったが、渚の優しさが最後にあふれ出す短編で良かった。

  • ひさか

    2023年9月講談社文庫刊。書き下ろし。シリーズ12作目。九章めの真実、矢印を抱いて眠れ、電卓が愛を語る話、ナマギリにきいてみろ、の4つの連作短編。シリーズの13、12作目と逆に読んで来たが、今回の話の数学部分はわかりにくかった。渚、黒い三角定規、対策班メンバーは楽しいものの数学部分がわかりにくいと辛い。青柳さんはなかなかに難しい挑戦をしている。

  • hirune

    いきなり10冊目から読んでしまった!と思ったら以前1冊目読んでたみたい😅数学を教育から排除する日本政府に敵対する数学テロ組織と警察の戦いに巻き込まれて活躍する天才的な数学女子中学生…長いね。殺人事件も起こるけど、基本平和な感じのテロ事件なんだな。この事態は全然解決する気がしないけど…。嫌味な瀬島刑事はいる意味あるの?と思ってたら最終話で結構な活躍していて意外でした♪

  • よっしー

    知らぬ間に続編が出ていてビックリしました。作品の雰囲気は全く変わっていなかったので、物語としては楽しめたのですが…段々と出てくる数学が難しくなってきていますね。もう、何を言っているのやらとなってしまい、アレコレは流し読みとなってしまいました。とはいえ、電卓での遊びは思わず試してしまいました。でも、どこかで計算を間違えたのか、3回目にして成功…。私と数字の相性は良くなかったみたいです(笑

  • オザマチ

    ラマヌジャンのエピソードがいっぱいで面白かった。

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